こちらの記事は私が2023年2月~8月に韓国ソウルでの留学経験の概要をご紹介する記事です。
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グルメや観光をはじめとした具体的な経験は別記事でご紹介します!
留学前に韓国の携帯電話番号付きのSIMを用意しましょう。
(私は用意しなかったことを激しく後悔しました…)
※この記事はプロモーションを含みます。
留学先はこちら
私が留学したのはソウル国立大学(SNU)国際大学院修士課程です。
在籍している日本の大学院修士課程(文系)の交換留学生として1学期留学しました。
交換留学の場合、2学期・1年間で休学が必須条件というものもあります。
(単位認定制度によって休学しなくてもOKという交換留学制度もあるようです)
私の場合は、日本の大学院に在籍したまま休学せずに留学しました。
ソウル国立大学は日本ではソウル大学と呼ばれ、韓国最高峰の大学です。
(ソウル市立大学やソウル教育大学などソウルの名がつく大学が他にもあるため、ソウル国立大学と呼ぶようです)
韓国人曰く、ソウル国立大学は東京大学よりも国内最高の意味合いが強いらしいです。
ソウル大学については改めてご紹介したいと思います。
留学費用は?
私が利用した交換留学制度の規則に従って、学費は日本の大学院に支払いました。
日韓で学費を比較すると、韓国の方が学費が安いです。
ちなみに韓国の国立大学と私立大学の学費の差は日本ほどありません。
(つまり、ソウル国立大学だから安いというわけではない)
そう考えると、日本の学費で韓国に留学するのは損しているようにも思いますが…
送金手数料や2023年の円安を考えると、大損というわけではなかったかもしれません。
日本の大学院から留学生向けの奨学金を頂きました。
奨学金のおかげで生活費の負担が減り、大変ありがたかったです!
住まいはどこ?
ソウル大学の寄宿舎のメリット・デメリットは下記です。
ソウル大学の寄宿舎に応募しましたが、落選しました。
2人部屋を申し込んだ人は寄宿舎に住んでいましたが、アラフォーの私はどうしても個室に住みたかったのです。
寄宿舎は格安で住める点は非常にありがたいですが…
ソウル大学の寄宿舎は町から遠いのでデメリットが多いかもしれません。
・寄宿舎前を通る路線バスがありますが、夜や週末は本数が減ります。
・寄宿舎利用者は地下鉄の駅から急坂(ほぼ登山)を歩いて登っていたようです。
・夜は真っ暗で周辺には人が少ないので、女性の一人歩きはお勧めできないません。
7月には寄宿舎からほど近い冠岳区新林洞で登山中の女性が殺害される事件がありました。
(この事件は昼間に発生しましたが…)
キャンパス内は日中は人が多いので心配ありませんが、夜は注意が必要なように思います。
寄宿舎以外では、アジア系はワンルームテルやコシテルに、その他の人たちはシェアハウスに住む人が多かったです。
(アジア系でもシェアハウスに住む人もいます)
私は、ソウル大学から徒歩圏内のソウル大入口駅(地下鉄2号線)近くのコシテルに住んでいました。
部屋探しでは、ソウル部屋ナビさんにお世話になりました!
コシテル生活については別記事でご紹介する予定です!
コシテル生活を振り返ってみた結論はこちらです。
おとな留学のメリットデメリット
私が大学院へのアラフォー交換留学生経験で感じたメリットとデメリットをご紹介します。
韓国の学問を専門的に学ぶことができる
世界各国の留学生と学ぶことができる
学習意欲が高いので、勉強に専念できる。
渡韓歴が多ければ、韓国生活になじみやすい
日本よりも他の大学院生とのギャップが少ない
日本で韓国について学ぶ場合、韓流でも、文学でも、政治でも日本と韓国の関係が基本軸となってきます。
一方で、韓国で韓国について学ぶ場合は日本を含んだ全世界が対象となります。
特に留学生達と話した時に強く感じました。
留学の結果、「自分と韓国の関係」が広がったと感じました!
私自身はこの「気づき」が留学の最大成果だと思っていまして、この成果を高めたのは「留学費用のもとを取りたい」という意欲です(笑)
おとなだからこそ、留学にはお金がかかることが痛感し、意欲的に行動できました!
もちろん、若い学生さんも留学費用を出してくださる保護者に感謝していると思いますが、自分の家計で払うと費用の高さが身に沁みます。
私は、渡韓歴60回おかげで韓国での生活を抵抗なく始めることができました!
現地の知人の皆さんにも助けられました!
これらは、おとな留学ならでは韓国生活への余裕のように思います。
(生活は旅行とは別物であると痛感させられたこともありましたが)
日本の大学院は学部を卒業してストレートで進学する人が多いので、修士課程の同級生は20代中盤が大半です。
韓国は大学在学中に兵役に行く男性が多いので、在校生の年齢は日本よりも様々です。
ソウル大学は他大学と比べて浪人して入学する学生が多いという理由もあります。
アメリカやヨーロッパの学生はアジア系よりも年齢が高い上に、外見も大人っぽいです。
留学生や韓国人に囲まれることによって私のアラフォーが目立たなくなったように思います。
私よりも年上の留学生もいましたよ!
留学生向け体験イベントに参加しにくい
韓国語を話す機会が少ない
日本と同レベルの生活を送る場合、費用がかさむ
「留学生や韓国人学生は日本人学生よりも平均年齢が高い」と言えども、やっぱり若いです。
若者向けのイベントが多く、参加しづらいイベントが多かったのも事実です。
私は興味のあるものをいくつか選んで参加していました。
留学生の共通言語は韓国語よりも英語です。
韓国語を使った機会が思っていたよりも少なかったです。
おとな留学というよりも語学留学ではない交換留学が理由なのかもしれませんが…
語学堂でも初級の共通言語は英語と聞きます。
韓国留学でも英語を使う機会が意外と多いのが実情かと思います。
おとな留学で最大のデメリットが「日本での生活クオリティ維持はお金がかかる」という点です。
私はコシテルに3か月半住みましたが、我ながらよく耐えました。
精神的にも肉体的にも辛い部分がありました。
もう少し予算を上げて部屋を借りればよかったようにも思います。
人間は若さがあれば窮屈な生活にも耐えられます。
1泊または1週間なら耐えられるけど、数か月となると無理!という大人は多いと思います。
こちらは、コシテル生活に関する記事で詳しくご紹介しようと思います!
いかがでしたか?
最近は「おとな韓国留学」というキーワードで説明会が開かれ、人気が高まっているようです。
興味のある方はぜひ検討し、挑戦してみて下さい。
本日もお読みくださいましてありがとうございました。
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