フライト予約が姓名逆に入っていると飛行機に乗れる?乗れない?心配になりますよね。
こちらの記事は姉妹ブログ「いちこ見聞録」の中の「航空券に姓名逆に記載されるとどうなる?!飛行機乗れない?」からの抜粋と改訂された記事です。
ぶっちゃけ結論
結論はこちらです。
☆国内線やEU内などはそのまま乗れる
☆日本の国内線は変更可能
☆国際線は航空会社次第で乗れることも乗れないこともある
以降、体験談をもとに詳しく解説します。
なぜ発生するの?
航空券の姓名逆の表記はなぜ発生するのでしょうか?
私が思う理由はこちらです。
- 自身による入力間違い
- なんらかの理由による発券元のミス
日本人の名前表記は姓+名が一般的ですが、アルファベット表記になると名+姓だと思っている人が多いと思います。
名+姓は英語の授業などで習いましたよね。
ですが最近は、その国の事情に合わせた表記を採用するところが多くなってきました。
インターネット上のクチコミにはこの姓名逆が発生するのは航空会社のサイトでの申込ではなく、旅行会社・特に外資系なようです。
実際に私の経験談もExpedia(エクスペディア)での予約でした。
私の経験談
私が姓名逆で航空券が発券されたのは2015年12月のオーストラリア・メルボルン旅行時でした。
羽田からは就航したてのANAシドニー線を利用しましたが、当時は国内線乗継を発券してくれませんでした。
(今はANAで乗継便も発券できます)
そこで、私はVirgin Australiaのシドニー→メルボルンを自分でエクスペディアにて予約しました。
姓名逆記載を発見
出発数日前に予約確認書をプリントアウトしてみたところ…
(※当時はアプリ利用が今ほど一般的ではなく、印刷が主流だった)
何気なく出力した予約確認書を確認したら姓名が逆に登録されていました!
私の名前が苗字の方はいなくもないです。。。
とはいえ、もう何十回(何百回?)飛行機乗っているのに、初めての大ミス!!!
記載ミス発覚直後
焦りながら…インターネットで色々と調べてみると…
正直なところ、「乗れる」と書いてある方が少なかった…(泣)
日本の旅行会社のサイトはほぼ搭乗不可との記載でした。
(航空会社と交渉してみて下さいとの記載はなかったです)
日本の旅行会社のサイトで予約する場合は、くどいほどに「姓名を逆に記載していませんか?」と確認が入りますので間違いようがないとも言えます。
Expediaの日本国内カスタマーサポートに電話をしてみたところ…10分以上待ってもつながりません。
電話をした日が12/22で2015年当時12/23は祝日でしたので、問い合わせが殺到していたのかもしれませんが…
そもそもExpediaのカスタマーセンターは繋がりにくいそうですね。
当時はいまのように航空会社へチャット問い合わせが一般的ではなく…
Virgin Australiaへ電話することにしました。
国際電話は高いので、現地オーストラリアに住む私の姉に問い合わせをしてもらおうと連絡したところ…
「国内線は身分証明書確認をしないから、大丈夫でしょ?」
「こっちでは弟が兄の名前で購入したチケットで乗ってるし」
ヴァージンに連絡をする手段が他になかったので、姉の助言に従うことにしました。
Expediaの会員登録の時点で私が入力ミスをしたようです
Expediaが姓名逆で予約または発券したように思う
インターネット上では、エクスペディアでの姓名逆記載が多く報告されています。
エクスペディアは利用者が多いので、逆記載も比例して多いと言えますがちょっと多過ぎなように思います。
最近は改善されていると嬉しいです!
搭乗当日
全然関係ないのに、シドニー便チェックイン時に羽田のANAカウンターで質問させて頂きました。
(心配していただきまして、ありがとうございました)
シドニー空港のVirginAustraliaの乗継チェックインカウンターに向かいました。
あっさりと「OK」でした!
私の場合は国内線だったので変更できたのかもしれません。
国際線だったらどうだったのか…
多分大丈夫だったように思います。
チャイニーズなどアジア系で間違える人は多いみたいです。
オーストラリアでは、そもそも欧米式の記載がグローバルスタンダードなのか?という議論があるとも聞きました。
他はどうなの?
他の航空会社や他国の場合はどうなのでしょうか?
まず、昨今はセキュリティが厳しくなっているので、国際線では姓名逆記載のままで搭乗はできないところが多いと思います。
航空会社次第では姓名逆でも搭乗できそうですが。
入国審査などパスポートと照合する際に説明が必要になるかもしれません。
JAL国際線は搭乗も修正も不可で航空券取り直しになります。
政府からの要請により、国際線ご利用時は、航空券のお名前とパスポートのお名前が異なる場合はご搭乗いただけません。(例:姓名逆転、つづり間違い、ミドルネーム有無など) あいにく、ご本人様のご搭乗でも、お名前のご変更を承ることができません。
国際線は氏名変更はできないと記載してあります。
但し、「詳しくは、各地区のJAL国際線ご予約・ご購入・ご案内までお問い合わせください。」という記載があります。
ダメもとで聞いてみるのが一番だと思います。
国内線は修正対応をしてくれます。
母国語の場合、スペルミスの可能性はあっても姓と名を逆に入力してしまう可能性は低いように思います。
韓国のLCCティーウェイ航空の場合は無料で変更修正してくれます。
韓国人/外国人(日本人を含む韓国人以外の方):同一人物で発音が同じ場合に限り、アルファベット苗字3文字・名前3文字以内で修正可能(手数料要)2)修正手数料(1名片道/大人・小児同一)
– 韓国国内線:5,000ウォン
– 国際線:900円 / 10,000ウォン/ 60 CNY / 300 TWD / 70 HKD / 70 MOP / 300 THB / 10 USD / 9 EUR / 12SGD / 12 AUD3)その他
・弊社公式ホームページ/エクスペディアでご予約いただきましたお客様は空港カウンターもしくは予約センターでご修正いただけます。
・旅行代理店/サイトを通じてご予約いただきましたお客様はご予約先へお問い合わせください。※氏名修正手数料の免除対象
– 姓と名が逆に入力されている場合
– 結婚など改名による氏名変更で証明書類(謄本、パスポート等)を提出する場合
– 24ヶ月未満の幼児
– ミドルネームを追加/修正する場合
エクスペディアだけなぜか特別対応です。
修正対応についてはお国柄が反映されるように思います。
全然OKというところもあれば、規則でできませんというところもあります。
日本の航空会社以外の問い合わせは電話、メール、チャットなど英語になる可能性が高いです。
回線が混雑しているなどの理由で日本の窓口に繋がらないとマレーシアへ転送される仕組みになっているようです。
まとめ:対応策と教訓
航空券に姓名を逆に記載された際の対応策と教訓はこちらです。
☆多くの人が姓名逆記載されたことがあるので落ち着く
☆旅行会社や航空会社に問い合わせる
☆予約最終画面をしっかりと確認
☆予約内容の確認は旅行直前ではなくて予めやっておく
☆自信がない人は日本の企業が運営するサイトで予約
☆E〇p〇diaでは予約しない
私は自分の事例を踏まえて思うことは、Q&Aサイトで言い切り型の回答があっても、正しいとは言えず、間違っていることもかなり多いということです。
経験談を参考にするのが良いと思います!
まずは問い合わせをするなど行動してみないと乗れるのか乗れないのか分かりません。
落ち着いて行動してみましょう。
搭乗までに余裕があれば問い合わせに時間をかけられます。
予約確認は搭乗直前ではなく、事前に(例えば予約直後など)に行いましょう!
ティーウェイ航空に名指しされているくらいなので、某サイトは姓名逆が多いように個人的に思います。
安く予約したいのはやまやまですが、少し高くても航空会社のサイトまたは信頼できるサイトで予約するのがリスク低減につながります。
また、事前にサイトの会員登録を済ませてあれば、入力間違いに気づきやすいと思います。
日本語で予約できるのは安心できますが、日本が一番融通が利きません。
(日本の航空会社、旅行会社には大変お世話になっていまして感謝してます!)
いかがでしたか?
冒頭にも書きましたが、航空券の姓名逆記載はよくあることです。
落ち着いて対処すれば大丈夫です。
本日もお読みくださいましてありがとうございました。
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