最近は「肉類持ち込み罰則強化の勝手PR大使」と化している筆者いちこです。
そんな筆者いちこにホットな情報を韓国観光公社のツイートで発見しました。
今回は韓国の肉類持ち込み罰則強化をご紹介します。
2023年5月より韓国入国時に申告物がなければ税関での荷物検査が免除されるようになりました。
免除以降、私は手荷物検査を受けていません。
抜き打ち検査の可能性も考えられますので注意しましょう。
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韓国で肉類持ち込みの罰則強化
6/1(土)より、韓国入国の際の動物や畜産物などの持ち込みに関する罰則が強化されました。これは周辺国でのアフリカ豚コレラ発生による韓国への侵入防止対策の一環で、今回の改定により最高100万ウォンの罰金が、1,000万ウォンに引き上げられています。詳細⇒ https://t.co/CyhonEFjiS pic.twitter.com/Trm9aifriI
— 韓国観光公社-VisitKorea (@twittkto) 2019年6月14日
こちらの勧告は6月4日に金海空港で見ました。
(空港内は撮影が制限されている場合が多いので、撮影はしませんでしたが)
昨日、日本への肉類持ち込みの罰則厳格化をご紹介しました。
韓国の空港に到着すると、湿ったカーペットを通過させられますよね?
あれは靴の消毒だそうです。
韓国では過去の口蹄疫や豚コレラが発生しています。
日本以上に検疫を強化している印象がありましたが、2019年6月より肉類持ち込みをさらに強化した模様です。
韓国観光公社のサイトを引用しつつ、日本からの旅行者が韓国入国時に気を付けるポイントをご紹介します。
罰金の詳細
アフリカ豚コレラ発生国から持ち込んだ豚肉および関連製品を申告しなかった場合の罰金は下記となっています。
農林畜産検疫本部は2019年6月3日(月)基準、アフリカ豚コレラ発生国(中国、ベトナム、モンゴル、カンボジア、ロシア、チェコ、ハンガリー、イタリアなど)から持ち込んだ豚肉および関連製品を申告しなかった場合、1回目の摘発時には500万ウォン、2回目は750万ウォン、3回目は1,000万ウォンの罰金を科しています。またアフリカ豚コレラ発生国のその他の製品(ソーセージ、羊肉、家禽肉など)や、その他の国の豚肉および関連製品を申告しなかった場合、1回目の摘発時には100万ウォン、2回目は300万ウォン、3回目は500万ウォンの罰金となります。 (韓国観光公社サイトより)
ちょっと分かりづらい表記ですね。
一覧表にしてみました。
豚肉持ち込み時
回数 | 韓国ウォン | 日本円 |
1回目 | 500万ウォン | 46万円 |
2回目 | 750万ウォン | 69万円 |
3回目 | 1000万ウォン | 92万円 |
※為替レートは2019年6月14日現在です。
豚肉加工品持ち込み時
回数 | 韓国ウォン | 日本円 |
1回目 | 100万ウォン | 9.2万円 |
2回目 | 300万ウォン | 27.3万円 |
3回目 | 500万ウォン | 46万円 |
豚肉加工品はソーセージなどとの記載されていますが、日本と同様にひき肉を使用した肉まんも該当すると思われます。
日本よりも罰則が重い
日本では1回目は警告書とパスポート情報の記録、2回目以降が必要に応じて刑事告発となっています。
韓国では1回目から罰金ということなので、かなり重い措置のように感じます。
回数をカウントするようなので、パスポート情報の記録もありということですね。
筆者いちこは金浦空港や仁川空港では入国時のX線検査を経験していません。
一方、大邱空港や釜山港ではX線検査がありました。
今後はX線検査が全ての空港と港で導入される可能性がないとは言えません。
もし、上記のようになると、日本よりも韓国の方が厳格な手荷物検査となるでしょうね。
次に規制品をご紹介します。
持ち込み規制対象商品
規制品は下記となっています。
韓国入国時の申告対象(持ち込み禁止)品目には、動物(犬、猫、ペットの鳥類など)、食肉および食品加工品(牛肉、豚肉、鶏肉、鴨肉、ソーセージ、ハム、ジャーキー、缶詰、茹で肉、牛肉・牛脂加工品(カレー)など)、動物の生産物(鹿茸、骨、羽毛など)、乳製品(牛乳、チーズ、バターなど)、卵および卵加工品(鶏卵、鳥卵、卵白、卵粉など)、ペットフードやおやつ、栄養剤などがあります。 (韓国観光公社サイトより)
これまたものすごく分かりづらい表記なのです。
上記では豚肉類の持ち込み罰則強化についての記載だったのですが、申告対象品目にはペットや牛肉、鶏肉などの記載があります。
しかも、申告対象(持ち込み禁止)とは申告しても持ち込み禁止?と大変わかりづらい記載です。
申告対象品目
韓国観光公社の別ページ「検疫」にはこのように記載されていました。
- 牛肉、豚肉、羊肉、鶏肉などの肉類
- ハム、ソーセージ、ジャーキー、肉類の加工品
- 鹿茸、骨など動物の生産物
- タマゴ、卵白、卵粉など、タマゴの加工品
- 牛乳、チーズ、バターなどの乳製品
携帯畜産物は輸入可能国家で検疫を受けて輸入衛生条件を厳守した輸出国検疫証明書を携帯した場合に限り、検査後、異常がなければ持ち込みが可能です。
(韓国観光公社サイトより)
日本はチーズなどの乳製品は検疫証明書がなくても持ち込みOKです。
韓国の検疫は日本以上に厳しいですね。
持ち込み禁止品目
持ち込み禁止品目については下記のように記載されています。
- 輸入禁止地域で生産または発送されたり、その地域を経由したりした指定検疫物(生きている動物や肉類の加工品すべてを含む)
輸入禁止国家は輸出国の家畜伝染病発生の動向により変わることがあります。詳細は農林畜産検疫本部のホームページをご参照ください。
(韓国観光公社サイトより)
アフリカ豚コレラ発生国である中国、ベトナム、モンゴル、カンボジア、ロシア、チェコ、ハンガリー、イタリアなどで生産された製品はすべてNGということなんですね。
韓国の場合、中国やイタリアの該当例が多そうです。
日本からの旅行者が気を付けるポイントは?
日本からの旅行者が気を付ける主なポイントをご紹介します。
日本はアフリカ豚コレラが発生していませんので、申告対象品目に気を付ければよいと言えます。
中国人旅行者は旅先でも食べなれた肉まんなどを食べるために持参する場合があるそうです。
一方の日本人旅行者は自分が食べるために持ち込む例は多くはないと思われます。
知人・友人へのお土産に気を付けるとよいと思います。
韓国在住の知人・友人へのお土産に気を付けよう
次に持ち込みに気を付けたい商品をご紹介します。
ビーフエキス入りレトルトカレー、カレールウ
市販のレトルトカレーやカレールウの多くにはビーフエキスや牛脂が含まれているのです。
以前より指摘されているビーフエキス入りレトルトカレーは韓国やアメリカなども持ち込み不可です。
手荷物や別送品に含まれていて、没収となるケースがあるそうです。
外国人がなぜカタカナの”ビーフエキス”を読めるのかは大変不思議ですが…
ペットフード
韓国の知り合いの方でペットフードを日本で購入しているお話を伺ったことがあります。
日本の方がペットフードは安く、クオリティが高いのだそうです。
ペットフードは肉類の加工品に該当するものがありますので注意が必要です。
魚類を使用している製品ならば問題ありません。
ペットに大人気のCiaoちゅ~るの成分を調べてみました。
まぐろバラエティは肉類は不使用ですのでお土産として韓国に持ち込めます。
同シリーズのとりささみバラエティとシーフードバラエティには鶏ささみが含まれますので、持参しないのが無難だと思います。
友人・知人からお土産リクエストもあるかと思います。
国外・国内共に食料品の持ち込みには細心の注意を払うことが必要です。
いかがでしたか?
韓国は日本よりも持ち込み禁止や罰則が厳しいように思われるかもしれません。
きちんとルールを守って持っていくように心がけたいですね。
本日もお読みくださいましてありがとうございました。
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