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※特別機内食オーダーのメリットはJALに関係なく、一般論となることをご了承くださいませ。
※この記事はプロモーションを含みます。
特別機内食オーダーのメリット
筆者いちこが思う特別機内食オーダーはこんな感じです。
①NG食材や食事制限回避、食事ボリュームの調整
宗教的なNG食材、食物アレルギーのNG食材の回避や持病による食事制限を避けられるのが特別機内食の最大の長所です。
また、食事ボリュームを調整できるメリットもあります。
機内食は炭水化物が多めなのは糖質を気にしているからかもしれません。
特に乗継便の場合、機内食が連続する場合があります。
そんな時は低脂肪やフルーツミールが重宝します。
宗教や持病以外でもオーダー可能なのか?
JALのサイトを見ますと、次のように書かれています。
赤ちゃんや小さいお子さま、アレルギーや健康に気を配られているお客さま、宗教にかかわるご要望のあるお客さま向けの機内特別食。
持病がなくても健康に気を配っているのであれば、オーダーは可能と解読できます。
かつて、チェックインカウンターで宗教や持病など”特別な理由”がない限り特別機内食はオーダーできないと言われた方がいると聞きました。
特別機内食の準備や提供に手間がかかる点からの発言だったと思われます。
ウェブサイトを見る限り、”特別な理由”がなくてもオーダーは可能です。
例えばですが、お肉が食べられないのは個人の嗜好でして、証明書はありません。
”特別な理由”を証明するのは難しいのです。
②通常の機内食よりも早く提供される場合がある
特別機内食をオーダーすると座席に目印のシールが貼られます。
通常の機内食サーブの前にお持ちいただくことがあります。
前もってサーブされることに優越感を感じる方がいらっしゃるようですが、、、
筆者いちこはデメリットもあると思ってます。
それは、機内食とともに好みのドリンクをサーブされないことがあるという点です。
ミネラルウォーターは添えられていても、ミネラルウォーター以外のドリンクはリクエストする必要があります。
通常のドリンクサーブ前に持ってきていただく場合もありますが、通常のドリンクサービスまで待つように言われることも多いのです。
ドリンクは特別ではないので当たり前の対応だと思います。
特別機内食が早く来たのに、ドリンクが来るのを待っていたら冷めてしまったという経験が度々あります。
最近では通常の機内食サーブの時に提供される場合が増えてきました。
座席予約に別途手数料が必要になりました。
前方座席より先に機内食を提供されると手数料の意味合いが薄れてきます。
今後は特別機内食に関係なく座席順に機内食が提供される機会が増えるように思います。
特別機内食オーダーのデメリット
アップグレードされにくい
特別機内食をオーダーしているとアップグレードされにくいと言われています。
実際いちこも特別機内食を理由に一度発券されたアップグレードを取り消されたことがありました。
ケースバイケースですが、アップグレードは上級会員が優先です。
繁忙期の便は空席が少ないのでアップグレードの可能性は低いです。
全くなくはないのも悩ましいところではあるのですが…
簡単な英会話が必要なことも
特別機内食をオーダーしている場合、離陸前にフライトアテンダントより確認が入る場合があります。
日系航空会社では日本語での確認になりますが、日本以外の航空会社では英語での確認になります。
言われるのは、①ご自身の名前、②SpecialMeal、③SpecialMealの種類程度の簡単な内容ではあると思います。
JAL特別機内食メニュー一覧
JAL特別機内食メニューをご紹介します!
健康に気を配られているお客さまのお食事
消化のよいお食事(BLML)
胃腸疾患のある方のための、胃腸に優しく消化のしやすいお食事です。
味の濃い料理や揚げ物、黒胡椒やチリパウダー、カフェインといった刺激の強い食品は使用しておりません。
低塩分ミール(LSML)
塩分を制限されている方のためのお食事です。
塩分の強い食品や調味料は使用せず、1食のナトリウムが抑えられています。
糖尿病ミール(DBML)
低脂肪の肉、繊維質の多い食品を使用しております。
揚げ物は使用しておりません。
低カロリーミール(LCML)
カロリーを制限されているお客さまのためのお食事です。
1食あたり400kcalを目安に調整したお食事です。
低グルテンミール(GFML)
グルテンの摂取を控えている方のためのお食事です。
小麦、ライ麦、オート麦、グルテンを含む穀物を原料とした食品(粉類、スターチ、セモリナ、ナッツ)は原材料に使用しておりません。
低脂肪ミール(LFML)
コレステロールを制限している方のためのお食事です。
低脂肪で繊維質の多い食べ物(肉・魚含む)やフルーツ、野菜等で構成しております。
シーフードミール(SFML)
魚・シーフードのお食事を希望される方のためのお食事です。
フルーツミール(FPML)
フルーツを中心としたお食事です。添加物、保存料は使用しておりません。
サラダが含まれることもあります。
低乳糖ミール(NLML)
乳糖不耐症の方のためのお食事です。
ミルクやヨーグルト、チーズなどの乳製品は使用しておりません。
宗教にかかわるご要望のあるお客さまのお食事
ヒンズー教ベジタリアンミール(アジア風)(AVML)
アジア風のスパイシーな味付けのベジタリアンミールです。
肉・魚・卵・ラードやゼラチンを使用した食材は使用しておりません。
ヒンズー教ミール(HNML)
ヒンズー教の規定食の戒律を守ったお食事です。
牛肉・豚肉・生魚・スモークされた魚は使用しておりません。
ジャイナ教ベジタリアンミール(VJML)
ジャイナ教の教義に基づいたお食事です。
肉・魚・卵・乳製品・根菜類を使用しておりません。
イスラム教ミール(MOML)
イスラム教の規定食の戒律を守ったお食事です。
豚肉・豚肉を使用した製品・ゼラチン・お酒・アルコールより抽出された香味成分・うろこやひれのない海洋生物の肉を使用していないメニューです。
日本発のすべての国際線で、宗教法人日本イスラーム文化センターからハラール認証を取得したイスラム教ミールを提供しています。
宗教法人日本イスラーム文化センターとは活動宗教法人として文部科学省に登録されており、1999年からハラール認証発行をしています。 アラブ首長国連邦をはじめ、カタール、タイのハラール認証機関から、日本における認証機関として認められています。
イスラム法に則った基準をクリアし、イスラム法において合法と認められること。
(JALサイトより)
ユダヤ教ミール(KSML)
ユダヤ教の戒律・慣習に沿って祈祷・封印して提供されるお食事です。
ベジタリアンミール
ベジタリアンミール(VLML、VGML)
卵、乳製品を使用しないベジタリアンミール(VGML)および卵、乳製品を使用するベジタリアンミール(VLML)のことです。
生野菜のベジタリアンミール(RVML)
生の野菜とフルーツを中心としたお食事です。
カフェイン、高度加工食品、添加物、保存料は使用しておりません。
オリエンタルベジタリアンミール(VOML)
中華風に味付けされたベジタリアンミールです。
動物性食品、動物由来製品、卵、乳製品は使用しておりません。
アレルギー対応食
メインディッシュは辻安全食品と共同開発したJALオリジナルのメニューです。
サラダ・フルーツ以外はすべてアレルギー専用キッチンで調製したお食事です。
製造・調製および盛り付け過程において、アレルゲン混入防止に努めておりますが、微量の特定原材料などが意図せず混入してしまうこともございます。
アレルギー対応食については辻安全食品株式会社をご参照ください。
JALだとお蕎麦が機内食に付くパターンが多いですよね。
7品目アレルゲン対応食、27品目アレルゲン対応食があるのは良いことだと思います。
7品目アレルゲン対応食
えび・かに・小麦・そば・卵・乳・落花生を使用していないお食事です。
27品目アレルゲン対応食
7大アレルゲンに加え、あわび・いか・いくら・オレンジ・キウイフルーツ・牛肉・くるみ・さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・まつたけ・もも・やまいも・りんご・ゼラチン・ごま・カシューナッツを使用していないお食事です。
いちこ姉は山芋アレルギーがあるので、上記を教えておこうと思います。
27品目アレルゲン対応幼児食
7大アレルゲンに加え、あわび・いか・いくら・オレンジ・キウイフルーツ・牛肉・くるみ・さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・まつたけ・もも・やまいも・りんご・ゼラチン・ごま・カシューナッツを使用していない幼児食。
キッズ向けミール
離乳食(BBFD)
0〜8か月までの赤ちゃんを対象とした離乳食です。
幼児食(BBML)
9か月〜2歳未満までのお子さまを対象とした幼児食です。
チャイルドミール(CHML)
2歳以上12歳未満のお子さまを対象としたお食事です。
食事のボリュームを考慮に入れると、小学校中学年、高学年のお子さんは通常機内食でも良さそうです。
様々なメニューが揃っていますね。
各航空会社が取り組んでいますが、JALの企業努力に敬意を表したいと思います。
かつて、シンガポール航空には導入されていた一方で日系航空会社にはキッズとベジタリアンぐらいしかなかった時代もありました。
このようにメニューが揃うようになったのは10年ぐらいかもしれませんね。
筆者いちこおすすめの特別機内食
低脂肪ミールだとボリュームが足りなくてお腹が空いてしまうことがあります。
低脂肪ミールだと東南アジア便でのアイスクリームがもらえない場合があるのです。
(グリコから低脂肪アイスが販売されているのに!)
路線や時間帯によってはフルーツミールをオーダーすることもあります。
特別機内食の申込期限
特別機内食の申込期限をご紹介します。
アレルギー対応食/ユダヤ教ミール
JALウェブサイトでの申込不可。
電話またはメールでフライトの72時間前まで申込可
上記以外の特別機内食
JALウェブサイト フライトの25時間前まで
電話またはメール フライトの24時間前まで
Webと電話/メールの1時間の時間差は何でしょう…?
担当者の確認または作業時間の差でしょうか?
一般的にはWebの方が締切が遅いのですが…
注意事項がいくつかありました。
- 変更の場合は申込受付期限前までに連絡が必要です。
- 予約便を変更する際は再度申し込みが必要です。
(※ANAは予約便を変更しても特別機内食の申込が引き継がれます) - 天候などのやむを得ない理由で提供できないことがあります。
- コードシェア便については電話またはメールで確認してください。
特別機内食の申込方法
アレルギー対応食またはユダヤ教ミール以外の特別機内食の申込方法をご紹介します。
JALウェブサイトにて航空券を購入している場合
JALウェブサイト上での申込または電話またはメールでの申込が可能です。
JALウェブサイトでは「予約詳細」画面内にある「機内サービスのお申し込み」より申し込めます。
※電話はつながりにくい場合があります。
なるべくウェブサイトまたはメールでの申し込みをおすすめします。
旅行代理店経由で航空券を購入している場合
JALウェブサイトでの申し込みができない(はず)です。
例えば、アシアナ航空では予約番号が分かれば旅行代理店経由で航空券を購入していても予約センターで特別機内食の申込ができるのですが…
旅行代理店経由での特別機内食の申込は時間がかかります。
(平日のみや担当者の確認時間などの理由による)
余裕をもってお申し込みください。
いかがでしたか?
ご自分に合った特別機内食があったら、ぜひオーダーしてみてください!
本日もお読みくださいましてありがとうございました。
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