2024年2月14日から3月14日までJR東日本管内の新幹線などの鉄道が1万円で日帰り乗り放題の「旅せよ平日!JR東日本たびキュン♥早割パス」(通称:キュン♥パス)。
2月と3月は鉄道の閑散期のはずなのに指定席が満席となった新幹線が続出するなど大人気となっています。
こちらのブログ記事では、私の利用体験に基づいたキュンパスに関するQ&Aや注意点を解説します。
大人気のキュンパスをご紹介しています
※こちらの記事はプロモーションを含みます。
キュンパスの買い方と取り方
キュンパスはJR東日本のオンラインサイト「えきねっと」で購入できます。
みどりの窓口や駅の券売機では購入できませんのでご注意ください。
えきねっとは会員登録が必要です。
- 価格:1万円で1日乗り放題
(利用枚数や年齢の制限無し) - 利用期間:2024年2月14日~3月14日の平日限定
- 対象路線:JR東日本管内の普通・快速列車、新幹線、特急列車
BRT(バス高速輸送システム)
青い森鉄道など一部私鉄を含む(*) - 座席指定:新幹線・特急列車等の普通車指定席も2回まで可能
- 販売期間:1月14日~2月29日
利用開始日14日前までに要購入
利用前に駅の指定席券売機などで発券が必要。
できるだけ余裕を持って購入することをおすすめします!
えきねっとの支払方法
えきねっとは次の支払方法に対応しています。
- クレジットカード
- コンビニ支払
- 指定席券売機/みどりの窓口での支払(クレカ・現金)
- 金融機関(ATM・ネットバンキング)
詳細を説明します。
- クレジットカードはVISA、マスターカード、JCB、アメックス、ダイナース、ビューカードが対応しています。
- コンビニ支払はローソン/ファミリーマート/デイリーヤマザキ/ミニストップ/セイコーマート/セブンイレブンの店頭にて現金のみ支払いが可能です。
- JR東日本/JR北海道/JR西日本(北陸エリアの一部駅)の「指定席券売機(みどりの券売機)」および「みどりの窓口」、並びにJR東海の「指定席券売機」で支払いが可能です。
- 三井住友銀行/三菱UFJ銀行/みずほ銀行/りそな銀行/ゆうちょ銀行/ほかペイジーマークがあるATM・ネットバンクなどで支払いが可能です。
えきねっとサイト上でのクレジットカード支払以外は注意点があります。
利用開始日の変更を予定していない方はクレジットカード以外の支払方法で問題ありません。
クレカ以外の支払では支払期限がそれぞれ異なりますのでご注意ください。
指定席が取れない時の対応策
キュンパスが大人気になっています。
特に午前中の東京から新青森までのはやぶさの指定席が連日満席の状況です。
東北・北海道新幹線の「はやぶさ」と秋田新幹線の「こまち」には、自由席の設定がないことがはやぶさの満席に繋がっているように思います。
キュンパスでは指定席を2回分確保することができますが、グリーン車やグランクラスは対象外です。
JR東日本管内で東京から一番遠い新青森へ行ってみたいと思うキュンパス利用者が多いようです。
いくつかの裏ワザがあります!
※「こまち」など他の路線でも応用が利きますよ~。
仙台以北の各駅停車または盛岡以北の特例
はやぶさは全席指定席ですが、仙台以北の各駅停車または盛岡以北では特例があります。
盛岡~新青森間、盛岡~秋田間、福島~新庄間内の各駅相互発着の場合は、指定席の利用回数に数えることなく普通車の空いている席をご利用になれます。また仙台~盛岡間の途中駅に停車する「はやぶさ号」「はやて号」「こまち号」で、仙台~盛岡間内の各駅を相互に利用する場合も同様にご利用になれます。
例えば、東京駅7時16分発はやぶさ101号盛岡行は仙台→盛岡で空いている席に座ることが可能です。
盛岡で下車する人はそれなりに多く、盛岡~新青森の途中駅で下車する人もいます。
特に八戸駅の利用者は多いように思います。
自由席の活用方法
上記の「仙台以北の各駅停車または盛岡以北の特例」に関連する裏ワザです。
仙台または盛岡まで自由席の設定があるやまびこ号で先に到着しておいて、仙台または盛岡ではやぶさに乗車するのも手です。
乗車時間は長くなりますが、できるだけ座っていきたいという方にはオススメします。
立席特急券の活用
盛岡以南では立席特急券を発売する場合があります。
〔はやぶさ〕・〔こまち〕・〔はやて〕・〔つばさ〕・〔かがやき〕においては、満席の場合は立席特急券を発売することがあります。料金は通常期の指定席特急料金から530円引きした額です(ただし、特定特急料金が適用となる区間については、特定特急料金と同じです)。
立席特急券もキュンパスの指定席枠2回分に含まれます。
何が正解なのでしょうか?
JR東日本さんへ電話で問い合わせて、教えて頂きました!
注意点が2点あります。
キュンパスの利用開始以降、既に立席での利用者が多いです。
私も仙台~盛岡で立席での利用を経験しました。
この時は盛岡→秋田の指定席を取っていたので、盛岡から先は座って行きました。
体力的にちょっときついですが、ぜひキュンパスを使ってみたいという方は立席特急券を有効に活用してみて下さい!
トレインデスク席の活用
上越新幹線と東北新幹線では車内で仕事・勉強等をされる人の優先の普通車指定席があります。
このトレインデスク席は仕事・勉強等をしない人も利用できますが、車内は静かで世間話はしにくい環境のようです。
(たまにWeb会議をしている人もいます)
トレインデスクは時間帯によって一般の指定席よりも空席が多い場合もあります。
検討してみる価値はありそうです。
実体験からのアドバイス
私がキュンパスを使ってみて初めて気づいた注意点4つをご紹介します。
①キュンパス同時発券の罠
キュンパスは6枚までまとめて購入することができます。
まとめて購入すると、指定席を取るのも同時になり、別々に予約することができませんでご注意ください。
私は夫との2人旅でしたが、当初、キュンパス利用2日目は夫が仕事のために別行動の予定でした。
上記のように指定席発券時に別々に指定席を取ることができないことが発覚しました。
未使用覚悟で指定席を予約したのですが…
②発券に時間がかかる
私は利用日以前に駅の券売機でキュンパスを発券しました。
(※指定席は3回分取得)
キュンパス利用直前に発券すると思いのほか時間がかかって焦ることが予想されます。
③荷物はコンパクトに
キュンパスの利用者は日帰りの方が多いので荷物は多くないと思いますが、乗換や街歩きに備えて荷物をコンパクトにしましょう!
旅行者としての個人的な経験上、複数のカバンを持つと忘れ物をしやすくなります。
在来線乗車時は荷物を置くスペース(網棚)が狭いことがあります。
キュンパスを複数枚利用する宿泊旅行ではキャリーケースの利用を検討している人もいるかと思いますが…
キャリーケースはお勧めできません。
- 新幹線スーツケース置き場がいっぱい
- 在来線の上方荷物スペースからはみ出る
- 雪道で引っ張るのが大変
キュンパス利用者で混雑している新幹線ではスーツケースのスペースはいっぱいであることが多いです。
立席利用でデッキや通路が混雑している便もあります。
座席上方にある在来線特急の荷物入れスペースは新幹線よりも狭いので、キャリーケースがはみ出て危険です。
雪のある歩道でキャリーケースを引っ張るのはなかなか大変です。
(青森駅周辺で経験有)
私はSHEINで購入したこちらリュックでキュンパス1泊2日旅行に行ってきました。
ポケットが多くて大容量なのが魅力です。
キャリーケースとほぼ同じ大きさです。
布製なので在来線の荷物入れスペースに問題なく収まりました。
上でご紹介した新幹線遅延後の乗り換えはこの軽量リュックのおかげですばやく乗換をすることができました!
④紙またはデータの路線図があると便利
在来線乗車時に感じたことなのですが、紙またはデータの路線図があると便利です。
場所によってはスマホの電波が弱いところがあり、検索が難しい時があります。
新幹線車内のwifiはトンネル内を中心につながりにくいエリアがあります。
乗換案内や位置情報の確認でネットへのアクセスを頻繁に行うとデータ使用料が嵩みます。
このように、鉄道旅では紙またはデータの路線図があると便利だと感じました。
ダウンロードしてプリントアウトしておくと便利です!
⑤使い始めたら払い戻しができない
新幹線をはじめとしたJR線が各種事情で運転見合わせになることがあります。
キュンパスは利用開始以降は払い戻しができませんのでご注意ください。
☆払戻しは、利用期間内で未使用の場合に限り、フリーエリア内の窓口等で行います。
☆発券前は、お客さまご自身でえきねっと上で払戻ししてください。
660円の払戻し手数料がかかります。
指定席券をお持ちの場合は、未使用であっても、列車出発後の払戻しはありません。
☆窓口等で払戻しの際は、購入時に使用したクレジットカードをご持参ください。
☆列車の運行不能・遅延による払戻しは行いません。
キュンパスのモデルコース
キュンパスのモデルコースとして実際の乗車体験に基づいたプランをご紹介しています
私はこちら2つモデルコースを組み合わせて1泊2日プランを楽しみました!
まとめ
JR東日本がキュンパスキャンペーンを発表したは2023年12月上旬です。
首都圏の駅で告知ポスターを見かけていた頃は朝のはやぶさ下りが連日満席になるほどの大人気になるとは思ってもいませんでした。
それでも、やっぱり1日1万円でJR東日本管内の新幹線乗り放題は魅力的ですよね。
3月14日の終了に向けて人気がどんどん過熱しているように感じていますが…
様々なモデルコースがありますので、お気に入りのルートを見つけて楽しんでみて下さい!
本日もお読みくださいましてありがとうございました。
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