対策①:遅延情報をいち早くキャッチ
対策①「遅延情報をいち早くキャッチ」が該当するのは日本国内の鉄道移動です。
日本のバス移動や外国での鉄道移動はあまり当てはまりません)
まずは遅延または運休情報をリアルタイムにいち早くキャッチしましょう。
日本国内で鉄道を利用する場合は、ホームや車内の案内表示に常に注意を払うようにします。
他社線の運行情報もかなり詳しく表示されます!
他、ヤフー乗換案内や駅探などのナビアプリにも表示されますので、スマホにダウンロードしておくと便利です。
人身事故で停車した車内の乗車している人は運行再開の詳しい情報を入手してポストしてくれることが多いです。
アプリよりも情報更新が早い場合も多いです。
もし、海外で鉄道が止まることがあったら…近くの人に聞いてみましょう。
アナウンスが聞き取れなくても、実際の会話なら聞き取れることがあります。
最近のスマホには翻訳機能がありますので、活用しましょう。
逆に日本国内で外国人観光客の方へ教えたことがあります!
対策②:代替ルートを調べる
電車が止まっていてすぐに動きそうにない場合は、すぐに代替ルートを調べましょう!
駅員さんに尋ねるのも一案ですが、多くの方が聞こうとするため列ができることがあります。
可能な限り、ヤフー乗換案内や駅探などのナビアプリを使って自力で調べましょう!
Googleでも代替ルートを検索することが可能です。
Googleの場合、バスを含む乗換やタクシー移動の所要時間や料金を調べることができます。
私は羽田空港へ移動する際にJR線が止まってしまっていたことがあります。
地下鉄と京急の代替ルートをヤフー乗換案内で調べて、移動しました。
当時はwebチェックイン制度がなく、空港カウンターでのチェックインのみでした。
チェックイン締切時間(当時は出発の40分前)に間に合わず、25分前ぐらいに到着してしまいましたが、フライトに間に合うことができました!
対策③:航空会社や旅行代理店へすぐに連絡
電車やバスの遅延が確定したら、速やかに航空会社や旅行代理店に連絡しましょう!
チェックイン締切後も少しなら待ってくれたり、次の便または他社便への振り替えについて相談することができます。
私の経験談
この件は私は3つの経験があります。
私は成田エクスプレスが錦糸町駅付近で停車してしまったことがあります。
搭乗予定のカンタス航空成田事務所に連絡したところ、たまたまスタッフさんが電話に出て下さいました。
私の遅延情報を成田空港のカウンターへ共有してくださったおかげで私はフライトの30分前にチェックインカウンターに着いたにもかかわらず、荷物を預けて無事に搭乗できました!
他の経験談がこちら。
先述の羽田空港利用時にJR線が止まり、迂回ルートを利用したため、チェックイン時間に間に合わなさそうでした。
アシアナ航空の羽田事務所へ連絡し、この際もやはりカウンターへ情報を共有してくださったので出発25分前にチェックイン手続きをしてくださいました
失敗もあります。
乗り継ぎがうまくいかず、成田空港到着が遅れることが確定し、同行の友人に連絡。
友人は荷物担当スタッフに事情を話したところ、「出発時間の1時間前までなら大丈夫」と言われました。
出発時刻の1時間10分前くらいにチェックインしようとしたところ、既にキャンセル待ちの人を繰り上げて搭乗手続きをさせていたようでした。
遅れることを事前に伝えたと言ったところ、「荷物スタッフは正規職員ではありませんので、カウンターに申し出て下さい」とJALのグランドホステスに怒られましたが、私達は手続き締切前にカウンターに到着しているので無事に搭乗できました
これは今から20年位前のことなので、セキュリティが強化された現在は国際線のキャンセル待ちはやっていないと思います。
荷物係さんが正規スタッフではないという発言も過去のもので今はあり得ません。
どこに連絡すればいい?
私の経験は10年以上前なので、当時は空港事務所に連絡しました。
今はお客様センターへの電話連絡かチャットで連絡を取ることができます。
旅行会社経由で航空券手配をした場合
ツアーなどで旅行会社経由で航空券を手配している場合はまず旅行会社へ連絡しましょう。
対面式の旅行会社の場合はコールセンターの電話番号を旅程表に記載しています。
インターネットの旅行会社の場合もコールセンターまたはチャットで問い合わせをすることができます。
チャットは返信がすぐにあるとは限らないので、緊急の際は電話連絡をおすすめします。
航空会社サイトで購入した場合
航空会社のお客様センターへ連絡しましょう。
主な連絡先一覧はこちら。
電話連絡先 | 他の問合せ方法 | |
JAL | JMB会員:03-5460-3737 同非会員:03-5460-0511*1 (8時-19時) | LINE/SMS (9時~18時) |
ANA | 0570-029-250 03-6626-0648 (7時~19時) | チャット有 |
大韓航空 | 0570-05-2001 06-6648-8201 (米韓:24時間) (日本語:9時~19時) | 無し |
アシアナ | 03-5812-6600 0570-082-555 (9時~18時) | 無し |
シンガポール航空 | 03-4578-4088 (平日8時~18時) | 無し |
マレーシア航空 | 東京:03-4477-4938 大阪: | 無し |
中華航空 | 03-6378-8855 (9時~12時、13時~17時半) | チャット有 |
タイ国際航空 | 0570-064-015 (平日10時~15時) | 無し |
*1札幌、名古屋、大阪、福岡、沖縄の番号あり
日系の航空会社は厳格にルールを運用しているので、望みが薄いかもしれませんが…
(真面目なのが日本人の美徳ですので)
ダメもとでも電話をしてみることをおすすめします。
代替便の手配などの相談ができる場合があります。
電話連絡時の気を付けたいこと
この際によくあることがこちら。
コールセンターへ電話がなかなかつながらない
特に日本語窓口はなかなかつながりません。
そのため、一度掛けたら切らずに待つことが大切です。
やっとつながったと思ったら、びっくりした経験がこちらです。
海外の航空会社の場合、英語で説明できる方は英語の窓口に連絡する方が早く繋がります。
この際、日本国内からの転送電話代は航空会社負担になることがほとんどです。
海外の航空会社の場合、英語と自国の言語の問い合わせ窓口は24時間運用していますが、日本語の場合は日本時間の日中(18時または19時まで)などが大半です。
深夜や早朝のフライトの場合は電話連絡の対応策は使えませんのでご注意ください。
対策④:タクシー利用は熟考する
フライトに間に合わなくなる時のよくあるケースが「利用する空港を間違える」です。
同じ航空会社がこの2空港から同じ目的地に飛ばしていることが良くあります。
田空港と成田空港を間違える人って意外と多くいるものです。
この場合、タクシーを利用することを考えがちです。
タクシー料金の目安は3万円以上とかなり高額になることに留意する必要があります。
羽田空港と成田空港はリムジンバスが走ってまして、所要時間は65~85分3600円です。
2024年3月現在、1日あたり18便が運行しています。
渋滞で遅れるのはバスもタクシーも同じなので、それならばできるだけ安い交通手段を選択するのが良いかと思います。
無事にチェックインできるか不明ですが、可能な限り正しい空港へ移動しましょう!
対策⑤:荷物の準備を効率化する
私の経験談②のアシアナ航空利用時のドタバタ劇では預け荷物がたまたまありませんでした。
預け荷物がある場合はチェックイン締切以降のチェックインを受け付けてくれない可能性がありますのでご注意ください。
(そもそも遅刻する点で多大なご迷惑をおかけしているのですが)
荷物が多い時、人は余裕を持って移動します。
遅刻しそうなときは大体荷物が多くない時です。
LCC利用ではなくても預け荷物無しなどなるべく荷物をコンパクトにするのもおすすめです。
対策⑥:上級会員になる
上記のコールセンターに電話しても繋がらない場合でも、上級会員専用の番号ならすぐにつながります。
JALにはJGC(JALグローバルクラブ)会員専用窓口があり、ANAにはSFC(スーパーフライヤーズ)会員専用窓口があります。
筆者いちこはJGCとSFCのステイタス保有者であり、どちらの窓口にも電話をしたことがあります。
マイル一般会員の電話番号とは異なり、専用デスクはすぐにつながります。
プレミアムメンバー(上級会員)専用デスクの番号を公開しているwebサイトがあります。
私は公開しません。
会員番号を入力する必要があり、非会員や一般会員では繋がりませんのでご了承ください。
天候不順などで欠航時の振替便は上級会員は優先順位が繰り上がります。
最近は会員資格取得条件が厳しくなる傾向にありますが(特にJAL)…
ステイタスホルダーにはメリットが多いので、今からのマイル修行は十分に価値があると思います。
ラウンジへ行きたいというワクワク感は遅刻を防ぐメリットがあります!
実際、最近の私は空港へギリギリに到着する経験をしていません。
フライト2時間前到着の理由
旅行会社や航空会社は「出発時刻の2時間前までにチェックインカウンターへ行く」ように案内していることが多いです。
実際の国際線の搭乗手続き締め切りは出発時刻1時間前であることがほとんどです。
これは、預け荷物がある人が60分前までであり、預け荷物がなくてwebチェックイン済みの場合は国際線出発の30分前までに搭乗ゲートに来る、というのが詳細です。
では、なぜ2時間前と案内するのでしょうか?
私が思う理由がこちらです。
繰り返しになりますが、旅行時は荷物が多く不慣れなルートで移動するために移動時間がかかりがちです。
コロナ禍収束以降はスタッフ不足やインバウンド需要の回復で保安検査場の通過にかなり時間がかかるようになりました。
チェックインもエコノミークラスのカウンターは長蛇の列ができることが珍しくありません。
外国人利用者の多くは荷物が多く、日本人よりもゆったりと行動します。
そのため、チェックインに時間がかかるんですよね…。
以上のような理由があるので、空港には早めに到着するようにすることをおすすめします。
まとめ
以上ご紹介してきた遅延時の対策は、実際に私が経験して効果を実感したものです。
電車やバスの遅延は予期せぬトラブルですが、
簡単にあきらめてはいけません!
色々な対応策を講じればフライトに間に合わせることが可能になるかもしれません。
このマニュアルがフライトに間に合わないかもしれないというピンチを少しでも軽減することが出来たら…幸いです。
いかがでしたか?
本日もお読みくださいましてありがとうございました。
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