長すぎる一時帰国期間中に東京都内のマレーシア料理を体験してみています。
マレーシア料理店は多くはない
こちらは上記の五反田のマレーシア料理店ご紹介記事にも書きましたが、、、
例えば、、、
ナシゴレンやサテはどこの国のメニューだと思いますか?
ハイナンライスはどこの国のメニューだと思いますか?
距離的にも文化風習的にも近いこともあり、マレーシア料理は同じものであればインドネシア料理やシンガポール料理と言われがちです。
シンガポールの方が都会ですし…
インドネシアは人口も多いですし、デヴィ夫人も有名ですし…
マレーシアってシンガポールやインドネシアに比べると印象が薄いんですよね。
それが理由なのか、マレーシア料理店と謳っているお店は多くはありません。
東京都内の全マレーシア料理店を制覇するまでそんなに時間がかからないかもしれません。
第2弾の今回は荻窪にある馬来風光美食さんへ行ってみました!
荻窪のマレーシア料理店へ行ってみた!
店名は馬来風光美食と言います。
マレーシアの漢字表記である馬来西亜より”マレー”部分を店名にご使用されているんですね。
お店の概要です。
〒167-0032 東京都杉並区天沼2-3-7 SAKAIビルディング B1F
03-5938-8633
営業時間 週末 16時半~23時
平日 18時~23時
定休日 月曜日
お店のサイトは最近更新されていないようです。
お店の場所が分かりにくい
筆者いちこは荻窪に土地勘があるので、グーグルマップでたどり着くことが出来ました。
同行者の方はかなり迷われたようです。
それもそのはず…
お店の看板がコレ!
ひろこの店とキタムラフォーラムに完全に負けてしまっています。
「ひろこの店」へ行くつもりで来た方が分かりやすそうです。
ついでに雑居ビルの地下1階にあることもお忘れなく。
※「ひろこの店」は馬来風来美食さんと同じ地下1階にあります。
実食
3人で伺いました。
メニューはあるのですが、、、
メニューに載っていないものがあったり、メニューに合ってもできないものがあるそうです。
お通し:キムチ的な浅漬け
お通しです。
キムチではないのですが、キムチっぽい。
唐辛子とごま油、お酢などのソースで和えたお野菜たちでした。
スープバクテー
スープバクテーを頂きました。
湯葉の代わりに厚揚げが入っています。
ペナンのバクテーに比べると野菜ときのこが沢山入っています。
味は日本人向けに薄めにアレンジしてありました。
ペーパーチキン
おすすめメニューであるペーパーチキンをオーダーしてみました。
クッキングシートの包みをあけると、、、
グリルされたチキンがありました!
甘めのタレを付けて焼いているんだと思われます。
美味しかったです。
空心菜炒め
辛い空心菜炒めは初めてでした。
見た目ほど辛くはないです。
空心菜炒めは安定の美味しさですね。
パクチーとアボカドのサラダ
これはマレーシアにそんなにないかも。
日本向けのメニューですね。
普通に美味しかったです。
カレーラクサ
カレーラクサです。
濃厚な味わいで美味しかった!
これは本場のカレーラクサに似ています。
福建麺
福建麺をオーダーしました。
私が知っている福建麺とはちょっと違いました。
(このタイプの福建麺はクアラルンプール辺りの屋台ではよくあるらしいです)
見た目ほど味が濃いわけではなく、美味しかったです!
スープ付き。
このスープが美味しかったです!
事前予約がおすすめ
こちらがテーブルが2つとカウンターがあります。
込み合うので、グループの場合は予約をおすすめします。
オーナーのエレンさんがおひとりでやっているお店です。
ドライバクテーやパンミー(板麺など)事前に予約した方が良いメニューもあるそうです。
ドライバクテーやパンミー(板麺)は事前予約が必要です。
宮崎あおいも雑誌の取材で来たことがあるらしい
お店に置いてあったサブカル系のファッション誌「SWITCH」。
2016年に雑誌の企画で宮崎あおいがこちらでオーナーのエレンさんからマレーシア料理を習ったようです。
狭い店内なので、撮影が大変だったと思いますが…
ムック本にまとめられています。
オーナーは料理本も出版
オーナーのエレンさんはイポー出身のババニョニャ。
来日して20年の大変気さくな方です。
料理本を出版されています。
パラパラとページをめくっただけですが、かなり本格的です。
Amazonの書籍紹介では、、、
Amazonレビューより抜粋すると、、、
マレーシア料理の本は他にも持っていますが、本格的な料理が中華鍋ひとつで手軽にできてしまうものが多くて、かなり実用的です。
特にマレーシア料理で肝となるサンバルソースが、他のマレーシア料理本や他のシェフでは長時間じっくり炒めたりするのですが、エレンさんのレシピでは短時間でサッと炒めて本格的な味になるのが、目からウロコでした。
本場のお料理を重視するあまりにめんどくさい工程や材料って意外とみかけませんか?
スパイスを乳鉢ですりつぶせ、とか…
東京なら入手できる素材、とか…
入手しやすい食材で作れるレシピってエスニック系レシピ本は少ないんです。
日本風にアレンジしすぎは良くないと思いますが、作ってもらえないほど可哀想なレシピ本はありません。
日本に20年滞在しているオーナー・エレンさんならではのレシピ本です。
まとめ:かなりアレンジが効いたマレー中華
こちらは、オーナー・エレンさんのご出身であるニョニャ料理と日本で入手しやすい食材のアレンジが効いています。
なので、マレー料理というとちょっと異なるように思います。
中華系の方が召し上がるマレー中華の家庭料理ってこんな感じなのかも?
いちこレビュー(星5つが最高点)
気さくなオーナーの会いに行きたい!と思わせるお店です。
いかがでしたか?
東京でマレー中華の家庭料理を味わってみてください!
本日もお読みくださいましてありがとうございました。
以上、いちこでした~。