何かにとりつかれたかの如く、韓国語学習に猛進しております。
言い訳として、英語学習と生活が一段落ついたのでやっと取り組めるようになりました。
退職と国内引越と海外引越を一度にやると体力的にきついですね…
さて、今回は「New TOPIKⅡ 必須文法150」をご紹介します!
- 会話や作文を中心に韓国人の先生と週1でレッスン中。
東京滞在時はカフェレッスン。
ペナン滞在時はLINEレッスン。 - 文法や語彙は独学でテキストを解いています。
- 2019年11月、ハングル検定3級合格。
少しずつ参考書レビューを増やしていきたいと思います!
(そうやって自分を追い込んでいく…)
「New TOPIKⅡ 必須文法150」のポイント
- B5判432ページ。3190円。
- カラー刷り
- 150個の中級文法、29章で構成。
- TOPIK問題類型を分析して実戦問題が多数掲載。
- 類似文法の比較整理が分かりやすい。
- 出題頻度により星1〜3個で表示。
星3個の最頻文法必ず覚えるべき!
韓国で発行された書籍の日本語訳版です。
TOPIKの試験説明など一部日本語訳がない部分もありますが、きちんと和訳されています。
「New TOPIKⅡ 必須文法150」の長所
まずはこの書籍の長所をご紹介します。
①圧倒的な問題量
この本は432ページもありますので、問題量が豊富です。
2980円+税というお値段的にもコスパ最高な書籍と言えます。
韓国語教材は文法問題が少ないものも多いので、ボリューム満点なのはありがたいです。
この書籍を取り組めば、きっと力が付くと思います!
②文法解説が分かりやすい
この本は文法解説がきちんと掲載されています。
また、和訳も自然なので取り組みやすいです。
(韓国発行の書籍は和訳がイマイチなものも多く存在します)
③カラー刷りで見やすい
韓国語教材の本は1色刷りまたは2色刷りのものが多いように感じます。
書籍製造コストを抑えるためだと思われるのですが。
子供じみた感想になりますが、書籍のカラフルさはやる気に直結するように感じます。
「New TOPIKⅡ 必須文法150」の短所
それでは、短所もご紹介します。
(なぜか短所の方がボリュームが多くなる傾向がありますね)
①致命的な誤植がある
どんな誤植かと申しますと…
正解が間違っていたり、、、
和訳が思いっきり間違えていたり、、、
(全く別の文章の和訳が掲載)
致命的な誤植を掲載する参考書は初めて見ました(笑)
公式が間違えるとは思いませんので、思わず韓国語の先生に確認してしまいました。
韓国語関連の書籍って誤植が多いんですよね…
校正をどのようにやっているのか知りたくなるほどです。
他、番号がずれている、印刷汚れなど書籍としてのクオリティがイマイチなところがあります。
②章掲載の文法表現に和訳がない
例えばですが、、、
「~는다고 해도」と記載があったら、すぐ横に「~であっても、~だと言っても、~からと言って」と日本語訳を掲載してあると覚えやすいと思うのです。
この本ではそのような書き込みが無いので、私は自分で書き込んでいます。
文法の問題集としてはボリュームがあってよいのですが、参考書としての使い勝手は良くありません。
私の場合はハングル検定3級対策で使いやすかったHANA社発行の試験対策本とペアで使用しています。
双方の本に覚えたい文法表現が登場したページ番号を双方に書き込んで参照しやすくしています。
書き込みを増やして書籍をどんどん自分流にアレンジしていくのが大好きです。
この本はボリュームが多くてくじけそうになりますが、楽しみながら取り組みたいと思います。
③出題頻度がイマイチ信用できない
TOPIK対策を本格的に始めたばかり(=やっと理解できるようになってきた)からかもしれませんが、、、
HANAのハングル検定3級対策とこの本掲載の文法頻出度合いが異なるのです。
試験の性質が異なるので出題内容が異なっても不思議ではないのですけど、、、
確かに今まで見たことが無いような文法表現が★3つであることもしばしば。
★1つで重要表現なのでは?と思われるものもありました。
この点はこの本をやりこんでみて、精査したいと思います。
④重すぎて持ち運びしづらい
ボリューム満点な長所と相反する欠点だと思うのですが、、、
この本はとにかく重いのです。
持ち歩いてカフェで勉強しようと思っても、難しいくらいの重さです。
B5判という判型も語学テキストとしては大きい方ですので、複数冊を持ち歩くのは社会人には難しいかもしれません
この本に取り組む際は必然的に自宅学習になるかと思います。
まとめ:いちこの教材レビュー
メリットとデメリットより教材レビューを発表します。
いちこの教材レビュー(星5つが最高点)
中級向けの文法書としては文句なしのクオリティです。
解答の番号間違えという衝撃的な誤植があったので、0.5減らしました…
この本をじっくり取り組めば、力が付くと信じて頑張ります!
おまけ①:韓国の書籍は安いので現地で購入しよう
実は、韓国は日本よりも書籍が安いです。
「New TOPIKⅡ 必須文法150」は432ページもあるにもかかわらず、、、
21000ウォン(2019年11月20日現在約1950円)です。
日本で発行されている韓国語の教材価格は2000円台、ページ数は200ページ台が主流です。
こんなに良書なのに、日本で発行される価格の約半分の価格なのです。
もし、韓国の書店を訪れる機会がありましたら、ぜひ探してみてください。
この日本語訳も韓国で市販されています。
韓国の書店で韓国語教材を購入するには…?は別の記事でご紹介しますね!
(書いてみたらボリュームが膨大になってしまったので…)
おまけ②:「ハングルの森」さんは安い
上記の「韓国の書店で購入しよう!」と思いっきり矛盾していますが、、、
「ハングルの森」さんは日本にある韓国語書籍を取り扱う店舗では安い方なのです。
実は記事を書くにあたり検索をしていたところ、この書籍が4000円台後半で販売されているサイトを見つけてしまいました。
韓国に行っても書店に行く時間がない、
荷物が重くなるのが嫌だ、
確実に入手したい、
などの事情があるのでしたら、差額1000円を払う価値が十分にあるかと思います。
送料は他社さんに比べると良心的な価格設定です。
例えば、多くの書籍が重さOKであるレターパックライトの場合は210円だそうです。
「ハングルの森」さんは今年前半までは楽天市場にも店舗があったのですが、閉店してしまいました。
とてもお世話になっている店舗さんなのでヤフーに出店されているのを見つけてほっとしました!
いかがでしたか?
ぜひこの書籍を参考にしてくださいましたら幸いです。
ご一緒に頑張りましょう!!
本日もお読みくださいましてありがとうございました。
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