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JALがマレーシア航空の株式購入の有力候補になった!

筆者いちこがDUAL生活で身近な存在であるマレーシア。
今回はマレーシアに関するネタをご紹介します。

筆者いちこ
筆者いちこ
本日はマレーシア航空をご紹介します!

マレーシア航空とは?

マレーシア航空(通称MAS)はマレーシアのナショナルフラッグシップキャリアです。

マレーシア航空の歴史

1947年 前身のマラヤ航空が設立
1963年 マレーシア航空に名称変更
1965年 シンガポール、マレーシアから離脱し、国家設立
    マレーシア航空はマレーシア・シンガポール航空に名称変更
1967年 マレーシア航空はマレーシアとシンガポールの両国が保有に
1971年 マレーシア・シンガポール航空の両国共有が解消
    マレーシア航空、シンガポール航空が設立
2006年 原油高により経営悪化。エアアジアに国内線96路線を譲渡
2013年 ワンワールドに加盟
2014年 国際線で2度の墜落事故が発生
2015年 マレーシア証券取引所の株式上場廃止。実質上の国有化。
(Wikipediaより引用)

かつてはシンガポール航空(SQ)とマレーシア航空(MAS)は一つの航空会社だったんですね。
国家の変遷と同様の歴史をたどっていると言えます。
この2社はサービスの充実ぶりや評価については相当差が開いてしまいましたね。

筆者いちことマレーシア航空

東京とペナンを行き来する際に利用する航空会社の変遷をご紹介します。

エアアジア ⇒ マレーシア航空 ⇒ ANA
かつては、航空券代を重視して利用していました。
次第に機内での快適性や遅延リスクを考えて選ぶようになりました。

マレーシア航空は遅延が多い

いちこが成田発クアラルンプール行きを利用した際は11時間40分遅れでした。

 「いちこ見聞録」での
マレーシア遅延の記録

ANAの遅延が無いわけではありませんが、10時間以上の遅延はあまり聞いたことがありません。

また、私は成田空港より羽田空港の方が使いやすいので羽田発があるANAの利用が多くなりました。

SFCでMASゴールデンラウンジの利用が可能

ANA上級会員であるSFCはクアラルンプール国際空港(KLIA)にあるマレーシア航空ラウンジ(ゴールデンラウンジ)を利用することができます。

プライオリティパスで利用できるPlaza Premiumよりは食が充実していて快適です。

マレーシア航空国内線はあまり利用しない

マレーシア国内線やバンコクなどの近郊にはエア・アジア、マリンド・エア、シルクエアなどのLCCを利用することが多く、マレーシア航空に搭乗することはほとんどありません。

マレーシア航空は高いですし。
正規キャリアだから遅延が無いわけでもないですし。

KL⇔ペナンのマレーシア航空に搭乗しているのは日本人男性の出張者が多いように思います。

日本人出張者はラウンジや搭乗ゲート近くで企業名や固有のビジネスについて会話していることがあります。

筆者いちこ
筆者いちこ
地元のマレー中華系に見えても実は日本人が近くに座っていて会話が聞こえているかもしれませんので要注意です。

マレーシア航空は経営再建中

上記でもご紹介しましたが、マレーシア航空は経営再建中です。

実質上、マレーシア政府の管理下(国有化)にあるようです。

マレーシア航空成立の経緯よりシンガポール航空やマレーシアを代表するLCCエアア・アジア(経営が順調な優良企業です)が再建支援に乗り出すかと思いましたが、、、

エア・アジアも2011年にマレーシア政府により資本提携をしたことがあったようです。
翌年の2012年には提携を解消しています。

SQがMASの経営再建を支援する理由が隣国の正規キャリアというものだったら、リスクが高いですよね。

筆者いちこ
筆者いちこ
SQもエアアジアも歴史的な経緯より難色を示したのかもしれません。
(いちこの予測です)

政府系投資ファンドのカザナ・ナショナルがマレーシア航空の株式の売却先を探していて、4社に絞られたとのことでした。

4社のうち3社は外国の航空会社とのことです。
日本航空、カタール航空、中国南方航空の名前が報道されていました。

この3社にマレーシア航空を加えた4社のアライアンスはどこになるのでしょうか?

ワンワールド

カタール航空
日本航空
マレーシア航空

スカイチーム

中国南方航空

中国南方航空はアライアンスが異なるにもかかわらず名乗りを上げているんですね。

上記3社のうちにカタール航空広報は自社は該当しないと発表しています。

今年2019年に日本航空とマレーシア航空は業務提携を発表しています。

JAL経営再建の歩み

2010年 会社更生法を申請し、上場廃止
2012年 再上場

2008年の羽田空港の再国際線化においてJALはANAに後れをとっている印象が否めません。
ANAは羽田発のクアラルンプール行き、バリ行きやシドニー行きなどがありますが、JALにはありません。

JALは今後インバウンドの需要が見込まれる東南アジアに路線を拡大することを望んでいるように思います。
アライアンス内のマレーシア航空の株式保有による関係強化は路線拡大につながるように思いますが、なかなか困難な道のりが予想されます。

筆者いちこ
筆者いちこ
今年締結したJALとMAS間の業務提携で十分な関係性強化につながる気がしますが、、、

 

SQとMASの関係性強化

SQはMASの株式保有は行わなくても連携強化を行うようです。

KL~シンガポールの高速新幹線計画が中止になりましたので、両国間の輸送は航空機がメインとなります。
ですので、コードシェア便拡大は効果的なのかもしれません。

ツイートにも記載していますが、傘下のLCC同士の連携強化になるのでは?と思います。

まとめ

私にとってマレーシア航空とJALともにANA上級会員かつ羽田空港愛用ゆえに縁遠いのが現状です。
※JALの羽田~シンガポール便は混雑していて高いことが多いです。

羽田発便が今後開設されるのであれば、利用したいと思います。

いずれにせよ、マレーシア航空の今後の動向に注目していきたいと思います。

本日もお読みくださいましてありがとうございました。
以上、いちこでした~。

ABOUT ME
iticooo
横浜育ち、マレーシア ペナンでの2年弱の駐在妻生活とソウル交換留学の経験有。 TOPIK6級・TOEIC825点 訪韓60回、訪台8回など海外旅行回数は100回を超える。都内を中心とした食べ歩き、国内旅行、登山を愛する。左利き。