最近は台風シーズン真っただ中ですね。
近年は異常気象が増えているからか、フライトの欠航や遅延が以前よりも増えている気がします。
いきなり遭遇すると慌ててしまうフライトの欠航や遅延。
事前に経験談を読んでおくと、傾向と対策を立てやすくなるのではないでしょうか?
失敗談をあざ笑っておけば、同じようなミスを避けることができます。
いちこはLCC就航前からフライト経験があります。
また、遅延や欠航が生じた当時はSNSやスマホが現代ほど普及していなかったりもします。
そんな時代背景をご理解の上、お読みください。
①遅延で乗継失敗。トランジットホテル泊
スカンジナビア航空利用で、コペンハーゲン乗り換えでヘルシンキへ行った時のお話です。
昔はヨーロッパ系の航空会社の割にはチケット代が高くはなかったんですよね。
今はむしろ高い方かもしれませんね。
成田→コペンハーゲン→ヘルシンキのルートで搭乗予定でした。
機材整備で時間がかかり、成田の出発が2時間程度遅れました。
コペンハーゲンでの乗り継ぎはほぼ最短の1時間くらいだったような…
コペン着の時間が近づいてくると、パーソナルモニターには〇〇行き乗り継ぎの人は△時〇分の●●便に乗ってください、という案内が次々と出ます。
我がヘルシンキ行きは「地上係員に聞いて!」というものでした。
多分、乗継便が大幅に遅れるか無いんだろうな…と予想…
当日のヘルシンキ行きは運行終了。
トランジットホテルを用意するから今日はそちらに泊まって。
翌朝ヘルシンキへ行ってね!
コペンハーゲン国際空港近くにあるSAS運営のトランジットホテルに1室を無償で用意してくれました。
夕食もラウンジビュッフェのような内容で出してもらいました。
実は、この夕食がその時の北欧・バルト三国旅行では豪華な部類になりました。
(北欧は物価が高いですよね)
空港とホテルの間は送迎車で移動。
ホテルはきれいなのに無償でした!
事前に予約していたヘルシンキのホテルはキャンセルできなかったです。
なので、当然の対応ともいえるかもしれませんが、なかなか無いのでは?
不満点と言えば、ヘルシンキ滞在期間が短くなってしまったのと、トランジットホテルはダブルベッドで同行友人の寝相に辟易としたくらいかな?
②悪天候でLCCダイバート
韓国のLCCジンエアーで仁川→成田に搭乗したときのことです。
成田空港上空が悪天候で着陸できず、中部セントレア空港にダイバートしました。
改めて読むと結構大変だったんですね。
当時は23区内に住んでいたので、東京駅からの深夜タクシーはまぁまぁ許容範囲内な金額でしたが、今だったらあり得ないでしょうね…
成田空港野宿の場合は毛布、非常食、アルミシートを配布。
成田空港から東京駅までは無償バスあり。
以上は成田空港の負担であり、LCCジンエアーからの補償はナシ
LCC利用は非常時にリスクが高いことを痛感。
以降、余裕がない時のLCC利用を避けるようになりました。
③悪天候で欠航し、空港野宿に
10年以上昔のお話です。
以前、羽田深夜発仁川早朝着、仁川深夜発羽田早朝着のチャーター便利用の弾丸韓国ツアーがありました。
(LCCが増えた今は見かけないフライトです。)
3月上旬の韓国で濃霧が発生し、日本から仁川まで飛行機が飛びませんでした。
結果、仁川発羽田行きのフライトが欠航になりました。
仁川空港に向かうまでに免税店に寄っていて、帰国便が欠航になったことを知ったのは仁川空港到着後…
当時は欠航情報をネットで確認することが難しかったですし、航空会社からSMS連絡もありませんでした。
空港に行くか電話で問い合わせをしないと分からなかったんですよね。
代替便の手配は朝にならないと分からない、宿泊先の手配はできないので、空港のベンチで仮眠を取ってほしいとのことでした。
ツアー客の一部は激怒し、ホテル手配や日本人責任者からの説明を要求して、大混乱になりました。
深夜の仁川空港までH〇〇のソウル支店長がやってきて説明を受けるも、状況は変わらず。
バスの中で仮眠を取っても可能ということになりました。
翌朝の代替便の状況は…
当日お昼に三分の一が搭乗可能、残り半分で時間に余裕がある人は夕方便に乗ってほしいとのことでした。
時間の余裕がないから弾丸ツアーに参加しているのに、夕方便を待つのは受け入れがたいですよね。
友人と私は自腹で金浦発アシアナ航空片道航空券を当日に5万円で購入しました。
羽田に10時半には着いたので、時間休でなんとか仕事の対応ができました。
この時、友人の先輩もツアーに参加していて、昼便に乗り夕方に出社したそうです。
急な休暇取得で上司から嫌味を言われたそうです。
欠航・遅延情報の把握に努める。
深夜便はできるだけ搭乗しない
その後、正規キャリアの深夜便が増えていまして、頻繁に利用していますが、、、
代替便の手配が難しいフライトは選択しない方がいいですね。
例えば、毎日運航していないフライトや格安航空会社など、ですね。
④12時間の遅延が空港で判明
昨年2018年の成田→クアラルンプールのマレーシア航空搭乗時のお話です。
10時台のフライトに搭乗するために8時前に成田空港へ到着したところ、、、
使用機材の整備が必要とのことで20時台に出発時間が変更になりました。
その後、もろもろ発生して結局約12時間の遅延でした。
ミールクーポンでランチを食べた後、都内のオフィスへ出社しました。
夏休みを申請済みなのに午前休に変更した手続きがうまく行かなくて、後日顛末書を書かされました。。。
今だから言えますが、私が退職して駐在妻になろうと思った瞬間がこの顛末書記入を要求された時です。
マレーシア航空での乗り継ぎ(KL→ペナン)が大変不安でした。
結局乗継便も遅延…
マレーシア航空・成田10時20分発KL行きは遅延が多いので、リスクが高いフライトです。
⑤搭乗完了したのに5時間半遅延
先月、ランカウイ島へ行った時のお話。
ランカウイ→ペナンのフライトで搭乗完了したのに、機材故障で離陸できませんでした。
この時のアナウンスが衝撃的でした。
エアアジアのキャビンアテンダントはフレンドリーというかノリが良すぎです。
当初は機内にいましたが、時間が経過するばかりなので、一旦空港に戻りました。
ランカウイでは故障を修理できず、新しい機材がどこか(多分KL)からやってきて、5時間半後に飛び立ちました。
飛んでしまえば、ランカウイからペナンまでは40分で到着…
なんとか日付が変わったばかりの24時半に帰宅しました。
我が家は近いからよかったけど、旅行で乗り継ぎの人は大変ですね…
エア・アジアはなかなかの頻度で遅れますのでご注意。
エア・アジアの国内線は前後のフライトで20分程度しか余裕がありません。
過密スケジュールなので、前のフライトが遅れると必然的に後ろのフライトも遅れます。
⑥乗継便欠航でロストバゲージ
姉の結婚式参列でオーストラリアのアデレードへ行った時のお話。
カンタス航空の成田→シドニー→アデレードのフライト予定でした。
シドニー→アデレードが欠航し、シドニー→ブリズベン→アデレードの乗り継ぎに。
と言ってのにアデレードで私の荷物は出てこなかったのです。
シドニーに置いてあるよ、だそうでした。
そもそも乗り継ぎ時間が短すぎて、大丈夫かな?と心配していたのですが…
この時非常に困ったのが、結婚式参列用の衣装やコンタクトレンズ等が預け荷物に入れていました。
結婚式は当日だったのです。
ドレスは姉に借りましたが、眼鏡姿で参列…
しかも結婚式まで仮眠を取るはずだったのに寝てない…
荷物は結婚式会場まで持ってきてくれましたが、、、
カンタス航空は今後乗らないことにしました
幸い、日系航空会社はオーストラリア便の就航が増えています。
カンタス航空に乗らなくてもオーストラリアへ行けそうです。
⑦カンタス航空が約23時間の遅延【最新】
上記の「カンタス航空は今後乗らないことにしました」はどこへ行ってしまったのでしょう…
JALよりも安かったのでカンタスを選択してしまったのです…
メルボルン発成田行きのフライトで翌朝発の約23時間遅延を経験しました…
筆者いちこは日本国内線の大幅な遅延・欠航や台風など悪天候による遅延・欠航は経験がありません。
遅延したとしても、航空会社の対応が丁寧なので苦にならないように思います。
欠航、遅延で大変なのは外国語での対応やそもそもの日本とは異なる対応不備でしょうか?
英語での電話はいまだに緊張しますし、相手に申し訳ない会話レベルだろうな…
いかがでしたか?
これからも飛行機搭乗が頻繁にあると思いますので、欠航や遅延の経験談が溜まっていくと思います。
そんな時は、過去の経験を生かして乗り切っていこうと思います!
本日もお読みくださいましてありがとうございました。
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