本記事は、2023年7月下旬に参加した「百済遺跡ファムツアー百済の息吹を求めて」にて訪問した益山宝石博物館をご紹介する記事となります。
歴史探訪ツアーの中では異色の存在だった「宝石博物館」。
こちらはツアーの中でも筆者いちこが特に楽しめた施設の一つです。
私はお金はないけど宝石など光物好きでして、スリランカで宝石掘り体験もやったことがあるのです…!
歴史的建造物や博物館見学も大好きなのですが、宝石博物館見学は心のオアシスになりました…!
益山市は宝石が名物?
全羅北道・益山市は宝石を加工する(研磨)職人さんが多数おり、貴金属団地が形成されました。
日本で言うと、東京都台東区・御徒町のような街です。
(御徒町には貴金属店が沢山あり、世界有数の研磨技術を誇るそうです)
益山市は百済文化の歴史的な遺跡がいくつもありますが、宝石の街としてもアピールしています。
絢爛豪華な宝石と宝石発掘と加工の再現展示
展示コーナーはキラキラした宝石や原石の展示が沢山ありました。
アール・ヌーボー的な芸術美を感じます。
当日訪れた弥勒寺址の石塔も宝石で再現されていました!
原石採掘の再現シーンは人形がリアルでちょっとユーモラスな感じ。
これは何のシーンなのかよく分からなかったのですが、おちゃめな印象で可愛かったです!
こうやって原石を研磨して宝石に仕上げているんでしょうね…。
天然石ブレスレット制作体験
百済歴史ツアーの中でも楽しみにしていたのが「天然石を使ったブレスレット制作体験」です。
レクチャーを受けたのち…
実際にブレスレットを制作していきます。
手首にぴったりな分量のお好みの天然石ビーズをテグスに通して、最後に金具を付けて結んで完成です!
「テグスを通す」のは細かい作業なので、目を使います。
老眼鏡などメガネがあると楽かもしれませんね。
天然石の種類が豊富で選ぶことができて良かったです。
石の名前やパワーストーンの意味(例えばローズクォーツは「美・愛・優しさ」を象徴するなど)の説明があるとより楽しめるかなと思いました。
私は子供のころ、ビーズ手芸が大好きでした。
当時を思い出しながら、童心にかえって楽しむことができました。
こちらのブレスレット制作体験は15,000ウォンかかります。
宝石博物館の概要
益山市宝石博物館は、2002年に開館して以来、11万9千点の珍しい宝石と化石を所蔵しています。
日本にも秘宝館と呼ばれる宝石を展示した施設がありますが、この宝石博物館はかなり本格的なコレクションが揃っています。
余談です。
市長、先見の明がありますね~。
観覧案内
観覧時間:午前10時~午後6時
観覧料:大人3,000ウォン、13~18歳2,000ウォン、12歳以下1,000ウォン
(※ブレスレット制作体験は別途15,000ウォン)
毎月最終水曜日の「文化の日」は入場料が30%割引になります!
こちらの公式サイトは韓国語と英語表記のみで日本語ページはありません。
アクセス
ソウルから行く場合は高速鉄道とバスの2パターンがあります。
(もちろん車でも行けますが、外国人観光客には現実的ではないので省略)
KTX龍山駅乗車→益山駅下車
所要時間:約1時間20分
市内バス(63番)を利用し、宝石博物館(백석반물관)下車
①ソウル高速ターミナル湖南線5番乗り場より乗車
所要時間:2時間40分
②仁川空港より一階バスターミナル9C乗り場より乗車
所要時間:約3時間
①②ともに市内バス63番を利用
所要時間は約30分で料金は約14,000ウォンです。
いかがでしたか?
人は意外とキラキラしたものが好きなように思います(特に女性)。
遺跡や歴史的展示を見る旅の中で心のオアシスになる宝石博物館はおススメです。
お子さんも飽きずに楽しく見学できますよ~。
本日もお読みくださいましてありがとうございました~。
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