こんにちは、いちこです。
最近はK-POPや韓国料理の人気が定着して、コスメや服を購入する人が増えました。
韓国製は日本製とは安いことが多いし、パッケージが可愛いものが多いので、大人気ですよね。
日本で購入するだけではなく、韓国から個人輸入をする人が本当に増えたように思います。
こちらの私の記事は継続的に読まれているので、皆さんの関心の高さを実感しています。
(お読みくださいましてありがとうございます!)
韓国のネット大手アラジンで書籍をお取り寄せした体験談
Qoo10は遅いのか?実体験をもとに検証してみた
ですが、昨年韓国からダイエットサプリを個人輸入したら…違法な成分が含まれていたという驚愕のニュースがありました。
他にも漢方薬の購入にも注意が必要です。
ほかに気を付ける商品はあるのか?
気を付けるにはどのようにしたらよいのか、
韓国渡航歴60回・ソウル留学経験有&漢方薬購入歴がある筆者いちこが解説します!
※こちらの記事はプロモーションを含みます。
違法ダイエットサプリ事件の詳細
「韓国からダイエットサプリを輸入したら違法成分が含まれていた」というニュースはどのようなものだったのでしょうか?
違法ダイエットサプリ事件のあらまし
こちらは有料記事ですが、無料部分で事件の全体像を把握することができます。
税関が調べたところ、錠剤には「プソイドエフェドリン」という成分が10%超含まれていた。この成分には食欲を減退させる効果があるが、含有率が10%を超えれば、日本の覚醒剤取締法が輸入を禁じる「覚醒剤の原料」とみなされる
朝日新聞ニュースより引用
これは、ダイエットサプリには覚醒剤を製造する時に原料になるものがサプリの成分の10%以上含まれていた、ということです。
ダイエットサプリを購入するときに、成分の全てを把握して購入する人は多くはないでしょう。
↑の購入者も覚醒剤の成分が含まれるとは夢にも思っていなかったと思います…
税関では、違法成分入りのダイエットサプリ購入者に違法である旨の手紙を送り、注意勧告をしたそうです。
購入者が違法性に気づいていなかった可能性が高く、初回であるため、犯罪としての摘発を見送ったと思われます。
覚醒剤取締法違反の量刑は?
ちなみに、日本では覚醒剤取締法違反の量刑は次のようになっています。
・単純な所持や使用、譲り受け、譲渡の場合:10年以下の懲役刑
※営利目的がある場合、1年以上の有期懲役刑、500万円以下の罰金の併科あり
・輸出入、製造の場合、1年以上の有期懲役
※営利目的がある場合、無期又は3年以上の懲役、1000万円以下の罰金の併科あり
ぜひ覚えておくべきことは、覚醒剤取締法違反の場合「罰金刑」がなく「懲役刑」のみである、ということです。
必ず懲役刑が選択されるので、略式起訴はあり得ず、通常の刑事裁判となります。
(初犯の場合や罪を犯したことに反省している場合は執行猶予付きの有罪になる場合もあります。)
覚醒剤取締法違反の事件はニュースでもよく報道されます。
気軽にやってしまう人が少なくはないそうですが、重い罪に問われますね…
韓国では麻薬事件が増えている
麻薬所持で検挙される韓国人俳優のニュースを聞いたことがある方は多いのではないかと思います。
韓国では有名人だけではなく、一般人の麻薬事件も増えていて社会問題になっています。
受験生など若い世代に「眠くならないサプリ」などの名称で配布された事件がありました。また、なんとなくカッコいいということで20代の若者達が売買する事例が増えているそうです。
クラブなどで知らない間に「薬を盛られる」事件が考えられます。
弘大や梨泰院など夜の繁華街へ行く際は注意が必要です。
漢方薬にも注意&購入体験談
韓国では漢方は韓方(ハンバン)と称され、日本よりも身近な存在です。
仁寺洞にある伝統的なインテリアのカフェで韓方茶を飲まれたことがある方も多いのではないでしょうか?
街中にある漢方薬局では煎じ薬を購入できます。
私も漢方の煎じ薬や丸薬を購入して日本に持ち帰ったことがありますが、あるタイミングで止めました。
なぜ購入をやめたのか、
私の体験談をご紹介したいと思います。
※この記事では薬は漢方に、他は韓方の表現を使います。
漢方薬の違法成分にご注意
韓国のKFDAは韓国に輸入されるダイエット漢方薬に違法成分が含まれていたり、広告で痩身効果を誇張していることに注意喚起をしています。
「【韓国】「漢方ダイエット」の誇大広告に対し注意を喚起」
KFDAは、食品を購入する際に、必ず正式な輸入手続きを経ているものであることを確認するよう注意を促した。
上記一般財団法人日本薬事法務学会の記事より
韓国に輸入された商品が日本の個人輸入の対象として販売されることもあるかもしれませんので、注意が必要なように思います。
私の漢方薬購入体験談
ソウル東大門より東側には漢方街「京東市場(キョンドンシジャン)」があります。
こちらには高麗人参などの韓方食材が沢山売られ、漢方薬の香りが漂っています。
鍼灸や韓方医院も多く、薬局も多数あります。
私は漢方薬局で冷え性に効く漢方の煎じ薬を定期的に購入していた時期がありました。
6年前くらいに韓国出国の荷物検査で成分表や容量の表記がない薬の持ち出しや持ち込みに気を付けるように言われました。
(その時、私が持っていたものは問題なし)
調べてみたら、虎骨、麝香、木香を含む漢方薬はワシントン条約違反で禁止されているようです。
以降、韓国での漢方薬の購入をやめました。
あくまで個人的な感想ですが、、、
日本では薬全般や漢方食材の持ち込みに対する警戒がどんどん強化されているように思います。
これは下の項目に続きます。
肉類持ち込みにも気を付けよう
近年、狂牛病、豚熱、鳥インフルエンザなど家畜の伝染病が国境を越えて広まり、警戒が強まっています。
そのため、日本では肉類の持ち込みが禁止され、年々罰則が強化されています。
フライドチキン持ち込みは違法
税関の輸入禁止品目
持ち込みや個人輸入をする際に何がダメなのか、気になる方は税関のサイトでチェックしましょう。
まとめ
最近は持ち込み・個人輸入ともに違法な商品の摘発が強化されています。
違法な商品は没収だけではなく、罰則が適用されることがありますので、注意が必要です。
個人的には、サプリや漢方薬だけではなく、高麗人参などの漢方食材は多少高価でも日本で購入するのがリスクが低いように思います。
↑は、健康食品やコスメにも当てはまりますね…。
韓国の商品は以前と比べて日本での流通量が増え、価格差が気にならなくなってきました。
罰則や摘発が強化されているので、現地で購入しないのが無難ですね。
おまけ
他人からの預かり物にも注意が必要です。
知らない人から違法な品物を持ち運びを頼まれることは世界中であることのようです。
絶対に預かってはいけません。注意しましょう!
いかがでしたか?
知らない間に犯罪に巻き込まれてしまうことは絶対に避けたいです。
海外からの商品の持ち込みや個人輸入には警戒が必要ですね。
本日もお読みくださいましてありがとうございました。
↓応援のポチッとをお願いします↓
にほんブログ村