最近の私は釜山へ足を運ぶことが多くなっています。
こちらの記事では韓国釜山で楽しむ海鮮料理について場所とおすすめレストラン(または食堂)を解説します。
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釜山海鮮ツアー:美味しい海鮮料理の魅力を体験しよう
朝鮮半島南部にある韓国第2の都市釜山で一番有名な歌は「釜山港へ帰れ」(byチョー・ヨンピル)ですよね。
余談ですが、韓国でのチョー・ヨンピルさんは演歌(トロット)歌手ではなく、ニューミュージックの歌手との捉え方のようです。
海辺の街釜山では周辺で水揚げされた魚介類が市場で売られています。
例えば、韓国のマチュピチュと呼ばれる甘川洞へ8時過ぎに行った時、近隣のお宅からは「煮干出汁を使ったわかめお味噌汁」の香りがしました!
韓国では、市場で売られているお魚を選んで2階の食堂へ行くとお刺身にしてもらって食べることができます。
日本人も魚をよく食べますので、釜山は韓国の中でも日本人が馴染みやすいところかなと思います。
釜山おすすめの海鮮料理
釜山でおすすめの海鮮料理を韓国語表記付きでご紹介します。
お刺身(회)
一番のおすすめはお刺身です。
韓国でもお刺身が食べられますがまぐろやカツオなどの赤身の魚よりもヒラメなどの白身魚やアワビなどの貝類が好まれます。
最近はサーモンのお刺身も食べるようになりました。
韓国でのお刺身の食べ方はえごまの葉やサンチュの上にわさびや酢コチュジャン、ニンニクを載せて巻いて食べます。
日本と同様にわさび醤油につけて食べるのも一般的です。
以前の韓国のわさびは鮮やかな緑色をした粉わさびが多かったですが、最近は日本と同様にチューブ入りわさびが出ます。
(5点満点)
お刺身は自分で辛さを調整できます。
意外と生のニンニクの香りが強いので気になる方は気を付けましょう。
生きているお魚をお刺身にしてもらうのもおすすめ
お刺身は海鮮レストランやチャガルチ市場内の食堂などで食べることができます。
チャガルチ市場では売っている新鮮なお魚(生きています!)を選び、指定の食堂でお刺身に捌いてもらって食べることができます。
席料として1人あたり2000ウォン程度がかかります。
何も言わないと捨てられちゃうことがあるのでご注意ください
私の経験では、日本人がメウンタン好きなことを知っている売り子さんが多いので、何も言わなくても「メウンタン?」と聞いてくれることが多いです。
焼き魚定食(생선구이)
韓国では焼き魚もよく食べられます。
よく食べられるお魚は次の通りです。
- サバ(고등어)
- 太刀魚(갈치)
- サンマ(꽁치)
- イシモチ(조기)
- サワラ(삼치)
- カレイ(가자미 )
- ニシン(청어 )
最近はご紹介した順に多いかなと思います。
もともとはサンマやニシンがよく食べられていましたが近年は漁獲量が減少した影響でサバが一番ポピュラーになったように思います。
焼き魚は韓国では家庭料理の定番です。
特に釜山はよく食べられており、焼き魚定食は一般的なメニューです。
韓国の食堂の焼き魚は塩を強めに振って揚げ焼きにすることが多いです。
この揚げ焼きスタイルは身が堅くしまっていたり焦げていることが多いので個人的にはあまり好きではないのですが…
(5点満点)
焼き魚に辛い要素は一切ありません。
おかず(パンチャン)にキムチが出てきますが、そのキムチが辛いことがたまにあります。
ふぐ(복어)
釜山から一番近い日本は対馬ですが、つぎは福岡県または山口県となります。
山口県下関の名物はふぐですが、対岸の釜山でもふぐはよく食べられています。
韓国料理のふぐは小さめサイズが多いですが、お刺身やお鍋、白焼き、辛い炒め物にして食べます。
韓国のふぐはせりと一緒に食べることが多いですが、香り高いせりとの相性が抜群です!
私は韓国スタイルのふぐもなかなか好きです。
(5点満点)
辛いのが苦手な方はお刺身や白焼き、透明なスープの鍋を選びましょう。
赤いお鍋や炒め物はなかなかの辛さです。
ヘムルタン(해물탕)
ヘムルタンは韓国の海鮮鍋料理で、多種多様な魚介類と豆もやしなどの野菜を辛いスープで煮込んだものです。
正直なことを言いますと、ヘムルタンは韓国全土のどこででも食べられます。
それでも、釜山のヘムルタンは美味しいと思います。
やっぱり海鮮の街ならではの食材が新鮮だし、ソウルに比べるとリーズナブルなように思います。
(5点満点)
ヘムルタンはしっかりと辛い料理です。
辛いのが苦手な方は避ける方が無難です。
アグチム(아귀찜)
アグチムは、あんこうを使った辛い蒸し料理です。
本場は慶尚南道にある馬山(マサン)であり、釜山の近所です。
アグチムはアンコウと豆もやしなどが入っていてぷるぷるした食感と辛いタレが特徴です。
白ご飯と一緒に食べるのがおすすめです!
(5点満点)
アグチムは韓国料理の中でもナクチポックムとならぶ激辛料理の料理と言ってもいいかもしれません…
アグチムはとろみがついた温かい料理なので、辛さを倍増させるように思います。
チョゲグイ(조개구이)
チョゲグイは、貝焼きの盛り合わせです。
ホタテ、アワビ、ムール貝、ホンビノス貝など様々な種類の貝を炭火グリルで焼いて食べる料理です。
新鮮な貝を炭火で焼きながら、各種ソースをつけて食べます。
ソースはコチュジャンベースだけではなく、ピザ風のソースやチーズがかかっていたり、バラエティ豊かででおすすめです。
釜山の海岸沿いのレストランで楽しむことができます。
(5点満点)
コチュジャンベースのソースを使うとちょっと辛いですし、青唐辛子が入ったソースもあります。
他のソースは辛くないものが多いので、個人的に1.5としました。
ナッコプセ(낙곱새)
ナッコプセは、タコ(ナクチ)、ホルモン(コプチャン)、エビ(セウ)を辛いタレで炒めた料理で、釜山のソウルフードの一つです。
最近は新大久保のコリアンタウンでも流行っていますね。
厳密には海鮮料理ではないかもしれませんが、海老を使っているので、海鮮メニューに入れておきます。
ナッコプセはソウルや新大久保でも食べられrますが、コプチャンの新鮮さや具材の美味しさはやはり釜山がダントツであると感じます。
(5点満点)
辛い味付けが好きな人にはたまらない一品です。
辛いですが、甘みも感じられる辛さです。
白いご飯と混ぜて食べると美味しいですよ!
釜山おすすめの海鮮スポット
釜山のおすすめ海鮮スポットをご紹介します。
チャガルチ市場(자갈치시장)
チャガルチ市場は釜山で最も有名な海鮮市場で、地元の人々や観光客に人気があります。
市場の名前は、釜山の古い言葉で「小石」を意味する「チャガルチ」に由来しています。
地下鉄1号線チャガルチ駅の近くにある市場は朝早くから新鮮な魚介類が並べられます。
チャガルチ市場では、新鮮な魚をその場で調理してもらうことができます。
おすすめの食べ方は、「刺身(회)」や「焼き魚(생선구이)」「煮魚(조림)」です。
また、市場内の食堂では「海鮮鍋(해물탕)」も楽しむことができます。
松島(송도)
松島は美しい海岸線を眺められるケーブルカーが人気の観光施設です。
お天気が良い時は対馬が見えます!
海鮮料理のレストランが多く点在しています。
海雲台(해운대)
海雲台は釜山で最も有名なビーチリゾートであり、多くの高級海鮮レストランが立ち並んでいます。
特に「해운대 해물찜(ヘムルチム)」は絶品です。
多種多様な海産物を辛いタレで蒸し煮にしたもので、ヘムルタンの汁が少ないバージョンという表現がぴったりかもしれません。
海雲台にはふぐ通りがあり、ふぐ料理専門店がいくつか並んでいます。
機場(기장)
機場は釜山の北部に位置し、新鮮な魚介類が豊富に揃っています。
国鉄東海線に乗ると釜田から36分で行くことができます。
機場は色々な海産物が美味しいですが、私のおすすめはタラバガニ(テゲ)とわかめです。
韓国料理ではワタリガニを使ったカンジャンケジャンが有名ですが、タラバガニも食べられます。
最近の韓国でタラバガニは水揚げされませんので大半がロシア産ですが、ボリュームタップで美味しいです。
機場わかめは有名でして、わかめスープは絶品です。
まとめ
お肉もいいけど、やっぱり美味しい海鮮を食べると幸せな気分になります。
釜山は、日本から直行便がある韓国の都市の中では屈指の海鮮グルメが楽しめる都市です。
海産物が大好きな方は、チャガルチ市場や松島、海雲台、機場など、各エリアの海鮮レストランや食堂を訪れて、釜山海鮮ツアーをセルフププロデュースしてみてください!
本日もお読みくださいましてありがとうございました。
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