韓国語を学習中のいちこです!
TOPIKⅡ(韓国語能力試験中・上級)で3級合格を目指す人にとってテキスト選びは非常に重要です。
TOPIKIとTOPIKⅡでは難易度に大きな差があるからです。
にもかかわらず、TOPIKⅡの独学学習者向けの情報が非常に少ないのです。
筆者いちこはTOPIKⅡの3級合格を目指して試行錯誤をしながら勉強しています。
私はテキストをいくつか購入して試行錯誤しながら、TOPIK対策を勉強しています。
同志の皆さん、ご一緒に頑張りましょう!
TOPIKⅡの쓰기(作文)とは?
TOPIKⅡ(監獄後能力試験中・上級)の쓰기(作文)とは듣기(聞き取り)の試験のあとに休憩時間なしで約50分間行われる記述式の試験(51番~54番)のことです。
10~20文字
53番がグラフや表を見て、内容をまとめる。
200~300字
54番が与えられた主題について質問への回答、自分の意見を記述する。
600~700字
4問しか出題されないのに配点は100点となっています。
(53番や54番には部分点もあります)
쓰기の記述もペンで記入しますので、慣れておくと良いです!
記述式ということもあり、非常に難易度が高い分野です。
TOPIKⅡ作文完全対策のポイント
「TOPIKⅡ作文完全対策」のポイントをご紹介します。
B5判160ページ。2000円+税。
モノクロ刷り
発行HANA
試験総得点中1/3を占める쓰기を攻略
「苦手な作文が得点源に」
2019年9月に6刷が発行されています。
(●刷というのは追加で印刷する回数のことなので、この数字が大きいと人気がある書籍という意味です)
Amazonに詳しい説明が載っていました。
韓国語能力試験の中・上級レベルにあたるTOPIK IIで、多くの日本人受験者が苦手とし、点数を落とす領域が「作文」です。作文領域は全体の3分の1の配点を占めるのにも関わらず、対策の立て方が分からないため、これまで多くの受験者が対策を放棄したり、おろそかにしてきました。しかし、上級合格を目指すには、この領域を正しく練習し、問題に取り組むことが不可欠となります。
本書では、中・上級学習指導で高い評価を得ている韓国語講師、前田真彦がどんな書き取り課題にも対応できる論理展開と作文テクニックを伝授します。本書の特徴として、まず、日本語で論理を組み立て意見文を構成することについて学びます。次に、それを韓国語らしい文章に仕上げる技術を実践例を見ながら学んでいきます。
TOPIKⅡの3級合格者の点数を見たことがあります。
多くの方が듣기(聞き取り)や읽기(文法・読解)で点数を稼ぎ、쓰기(作文)は点数が取れていない人が多かったです。
쓰기はかなり難しいというのは本当のようです。。。
出版社からはこんなコメントが紹介されています。
本書は、TOPIK IIの作文領域に的を絞った、日本初の対策書です。
初めてTOPIK IIを受験する人も、最上級の6級合格を目指す人も、この本を読み、練習することで、苦手な作文領域が得点源へと変わります!
また、「ハンダ体の作り方」「原稿用紙の使い方」など、作文に当たって必ず知っておきたい知識を学ぶこともできます。
쓰기について一から学べるテキストということですね!
著者の前田真彦先生は韓国語学習者にはカリスマ講師ですね。
TOPIKⅡ作文対策の長所
「TOPIKⅡ作文対策」のメリットをご紹介していきます。
①まずは日本語で作文練習を行う
著者の前田先生は書籍の中で次のように書かれています。
確かに私達は小学生の頃から日本語で作文を書いてきました。
日本語できちんと論理的にかけなれば韓国語で書くのは難しいですよね。
前田先生が元中学校の国語教師という経歴に納得がいく説得力です。
論理的に書くコツが分かれば、쓰기を得点源にできるのだと思います。
私はこの意見に目から鱗が落ちるように思いました。
大事なのは書くべき内容をきちんと把握することなのです。
쓰기はパターンがあるようなので、このパターンを今後練習していけば良いと確信しています!
詳しい解説と例題
テキストには日本語作文をはじめ、詳しい解説が掲載されています。
論理的な文章はどのように思考して書いていけばよいのかを簡単な例題から解説してあります。
日頃作文が苦手という人でも取り組みやすい構成です。
②原稿用紙の使い方から説明
쓰기の原稿用紙の書き方を初歩的なところから解説してあります。
日本語とは異なる書き方ですので、きちんと把握することが重要です。
中級になると戸惑うのが한다体です。
ここもきちんと解説がしてあるところが丁寧だなと感じます。
③必須語彙や表現が掲載されている
韓国語も口語と文語では使用される語彙が異なることがあります。
このテキストはそれらについても解説がなされています。
④実践問題が多い
模擬試験2回分をはじめ、実践問題が多数掲載されている印象です。
特に51番〜53番の対策に有効な書籍だと思います。
TOPIKⅡ作文対策の短所
「TOPIKⅡ作文対策」のデメリットをご紹介していきます。
①級別の目標が記載されていない
「3級合格を目指す人は54番は書けなくても良い、もしくは部分点を狙うためには●●●字以上を書くべし」などのテクニックが紹介されている書籍があります。
おそらくTOPIK対策講座ではそのように説明されていると思います。
この書籍では試験に合格するためのテクニックが書いていないのが残念なように思います。
②回答時間の目安が書いていない
쓰기はとにかく時間が足りません。
「54番まで書き終えるのなら、どのような時間配分で取り組むべし」のようなアドバイスが書かれていません。
上記でも書きましたが、試験に合格するテクニックが書いていないのが残念なように思います。
③必須語彙が少々古い
これはおまけ程度のデメリットなのですが…
最近のTOPIKではながらスマホやネットショッピングなど旬の内容が出題されます。
これら旬の語彙が掲載されていません。
例えば、必須語彙に「マルチメディア」が掲載されています。
ですが、日本でも最近は使われなくなりました。
2015年に初版発行ということですでに5年前の情報なのですね。。。
仕方がないのかもしれませんが、適宜見直して頂けたらと思います。
(前田式トレーニングでも同様の感想)
まとめ いちこの教材レビュー
メリットとデメリットより教材レビューを発表します。
いちこの教材レビュー(星5つが最高点)
日本語でまず練習させるところが特に良書だと思います。
쓰기対策としてぜひ購入をお勧めします。
いかがでしたか?
筆者いちこは社会人でして、学生時代も仕事でも文章を書く機会が多い方でした。
コツと韓国語の語彙と文法力をつければ쓰기を得点源にできるのかもしれません。
韓国語の先生からも上記のように励まされているので、쓰기を頑張っていこうと思います!
本日もお読みくださいましてありがとうございました。
以上、いちこでした~。
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