本記事は、2023年7月下旬に参加した「百済遺跡ファムツアー百済の息吹を求めて」にて訪問した王宮里遺跡と付属展示館をご紹介する記事となります。
まずはお詫びから。
薄い夏服が絞れるほど濡れました…(パ〇ツまで…)
王宮里遺跡とは?
全羅北道・益山市にある王宮里遺跡とはどのようなところでしょうか?
韓国観光公社では次のような説明がされています。
王宮里遺跡(ワングンニユジョク)とは、百済武王の代に王宮として建築、使用された後に寺院が建てられました。
1989年から20年間に渡って行われた発掘調査によって韓国の古代王宮としては初の王宮の外郭の塀が見つかりました。
この調査によって王が政事を行っていた正殿など14の建物跡や、百済最高の庭園の遺跡、陶磁器を作っていた工房の跡なども発掘され、王宮の築造過程や王宮での生活を把握するためのよい資料となっています。
王宮里遺跡の詳細が明らかになったのは最近のことなんですね。
今の教科書や資料集で百済時代の説明は私が学生だった時よりも詳しく紹介されているんだろうなぁ。。。
王宮を取り壊してなぜ寺院が新たに建てられたのでしょうか…?
展示館の解説によりますと、百済時代後期に建て替えられたそうですが、その理由はまだよくわからないのだそうです。
三国時代の争いの中で、遷都する必要があったのか…
お寺にふさわしい土地だったのか…
発掘による発見で新たな謎が生まれたように思います。
こんな風に想像できるのが歴史が持つロマンなのかもしれませんね。
一番有名なのは5重の石塔だそうです。
広大な平地に石塔がそびえ立っていました。
写真左にうっすら青空が見えていますが、右側は真っ暗…。
展示館
王宮里遺跡の敷地には付属展示館があります。
発掘調査で出土したものを中心に展示されていました。
出土した瓦
展示館で公開されていたVR映像がきれいだったので、インスタのリール動画にUPしてみました!
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百済文化はこんな感じだったんでしょうか…?
リール動画に不慣れですみません…。
観覧案内
観覧時間:9:00~18:00(展示館)
観覧料:無料
こちらの公式サイトは日本語ページがあります。
アクセス
鉄道で行く方法をご紹介します。
(もちろん車でも行けますが、外国人観光客には現実的ではないので省略)
KTX龍山駅乗車→益山駅下車
市内バス(65番、65‐1番)を利用し、塔里マウル下車
益山駅(金内科前)から金馬・参礼行きのバスに乗り、塔里マウルで下車(65番、65-1番バス)
3~4人で行けるのな
サイトを見ると、粘土を使った瓦作り体験などができるようです。
映像がきれいでしたし、百済時代の生活が再現されていたり、お子様も楽しめる展示館です。
本日もお読みくださいましてありがとうございました~。
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