こちらの記事では韓国・梨花女子大学言語教育院(語学堂)の特別クラスTOPIK準備クラスを受講した体験談をご紹介します!
※TOPIK=韓国語能力試験のことで日本では年三回実施されています。
受講のきっかけ
私は梨大語学堂にて2020年夏学期より3級をオンラインで受講し、2021年春学期で6級を修了して無事に卒業しました!
6級卒業後も韓国語の勉強を続けたいと考えまして、特別クラスであるTOPIK準備クラスに申し込みました!
梨大には6級卒業者が受講できる深層化クラスがあり、6級の同級生半分くらいが参加しました。
私は…6級でおなか一杯になったというか、子無し主婦といえども生活がなかなか大変だったので深層化クラスには参加しませんでした。
(そもそも深層化クラスはオンライン開講がないかもしれなかったので)
TOPIK対策まで手が回らないと思ったので…
(現地留学組で語学堂受講中にTOPIKを受験している方は沢山います)
また、梨大語学堂中間試験はほぼ毎回TOPIK試験直後にあるんですよ…
他の語学堂は試験直後にTOPIKがあるような日程なのですが、、、梨大も変えてほしいなぁと思ってます。
5月末や6月初めの韓国や語学堂を振り返る
5月末や6月初めの韓国国内のコロナ関連の状況や語学堂はこんな感じでした!
☆韓国のコロナ感染状況は400人台~700人台
首都圏の感染者が多くて、なかなか減らない…
☆高齢者向けのワクチン接種は順調
☆語学堂の夏学期(6-8月)は全日オンライン開講が決定
ワクチン接種が進めば感染者が減るだろうと予測があり、秋学期以降は通学が再開となるのかな?と思っていました。
現地留学の方は通学できる方がいいですもんね。
余談ですが、延世大学語学堂の現地留学ではTOPIKクラスを無料で参加できると友人に聞きました。
TOPIKクラスについて
梨大語学堂のTOPIKクラスはこんな感じでした。
TOPIKクラス概要
TOPIKクラスの基本情報をご紹介します。
料金は255000ウォン(2021年7月現在約24,400円)
月水金 全10回(3週間)
14:45~17:15(途中15分間の休憩あり)
初級、中級、高級の3クラス編成
TOPIKクラスは平日午前中に開講される正規課程受講者も受講できるように午後の時間帯に設定されています。
受講前は授業回数が正規課程よりも少ないので楽かな~なんて気楽に考えていましたが…
授業内容
今回はオンラインでしたので授業はZOOMで行い、練習問題配布や課題提出はグーグルクラスルーム経由で行われました。
授業では公開されている過去問約4回分について先生が解説してくれました。
スギ(쓰기)は書いた画像を提出すると、先生が添削してくれた後にフィードバックしてくれます。
ラスト2回前の授業では授業時間をまるまる使った模擬試験を行います。
語学堂の授業と比べると、発言の機会はほぼなしで講義形式の授業を聞くタイプでした。
受講してみての感想
週三回だから語学堂の授業よりも楽かなと思っていたのですが…そんなことありませんでした。
ものすごくハードで大変でした!
先生があらかじめ送ってくれたスケジュールを確認して予習として問題を解くと、、、
ものすごく時間がかかりました。
(スギの課題もあったし…)
授業後はめっちゃ疲れました…
授業開始直前に私は体調を崩してしまいまして…
体調不良での参加となって残念でしたが、それでもTOPIKの過去問を解きまくったので傾向と対策の確認ができました!
語学堂受講生よりも学部生、大学院生が多い?
私が参加した高級は12人が参加していました。
語学堂の学生より大学や大学院の学生が多かったです。
ちょうど大学、大学院の休み期間と重なったからかな?
語学堂の受講生は4~6級、深層化クラス(私の元同級生)が参加していました。
4級の子はおそらく中級を希望したんだと思いますが、人数不足で未開講だったと思われます。
ちなみに日本人は私一人でした。
先生は私が4級の時に習った先生でした!
とても熱心な先生で問題を沢山提供してくれた上に問題の解き方の解説がとても分かりやすくて良かったです。
(大変お世話になりました!)
プリンターがないと大変
今回はオンラインだったからだと思うのですが。
問題や解答用紙は先生がグーグルクラスルームにアップロードしてくれるので、必要に応じて自分でプリントアウトをします。
私がプリントアウトした枚数は100枚は優に超えました。
(両面印刷をしたのに…)
私は自宅にプリンターがあるので、そんなに大変じゃなかったけど、、、
多くの学生は自宅にプリンターが無いのでプリントアウトは大変だったと思います。
(おそらく解答用紙はプリントアウトしても、問題用紙はプリントアウトしなかったと思う)
模擬試験の問題は試験直前に送られてきましたが、紙詰まりを起こしてプリントアウトできませんでした。
なので、ウェブ画面を確認しながら受験しましたが、アンダーラインを引けなくてとても不便で点数も低かったです。
やっぱり試験関連はデジタルより紙の方が便利ですね。
予習復習が相当ハード
上記でも書きましたが、、、
私自身は正規課程とTOPIKクラスの両立は語学堂在籍時に出来ないだろうと思っていました。
TOPIKクラスに参加してみてやっぱりできなかったと思います。
ですが、かつての同級生で正規課程とTOPIKクラスの両方を受講していた同級生はいました。
今回の同級生も両方参加している人はいましたのでできなくはないと思います。
とはいえ、、、4級で一緒だった子達はTOPIKクラスが大変で正規課程ではほぼ予習してなかったです。
(討議の予習をしてない人とペアになると大変なんですけどね…)
また梨大のスケジュールだと、TOPIKクラスの終了はTOPIK試験または中間試験直前になります…
このスケジュール感が私がいままでTOPIKクラス受講やTOPIK受験をやれなかった理由です。
TOPIKクラスだけの受講は難しそう?
めちゃくちゃハードなTOPIKクラスですが、なんと受講料は約25000円です。
ですが、TOPIKクラスや他の発音クラス(週1回)は梨大語学堂の学生、梨大の学部生、大学院生に限られると可能性が高いので、ご注意ください。
ただ、過去の受講生にもクラス開講のお知らせはメールで送ってくれます。
(現に私も卒業生の立場で受講しましたし)
詳細は事務室へご確認ください!(日本語可です)
TOPIKクラス受講してよかったこと
TOPIK対策クラスに参加してよかったことをご紹介します!
大量の問題演習と詳しい解説
1回の授業で듣기過去問30問、읽기過去問30問程度が範囲でした。
(スギの場合は51番、52番3年分など違いがあります)
事前に予習して、授業を聞いて、復習をすると相当の過去問を解いたことになり、非常にためになりました。
などと先生が解説してくれたので、梨大語学堂の復習もできて良かったです。
担任の先生は試験でのスギ採点経験者
授業中の雑談で先生が教えてくれました。
複数の担当者で採点しているそうですよ!
その後、7月11日にTOPIKを受験してきました!
結果を確認するまでドキドキですが、TOPIKクラスの成果が出ていると期待したいです!
いかがでしたか?
梨花女子大関係者でTOPIK対策をじっくり取り組みたい方はぜひ受講してみてください!
本日もお読みくださいましてありがとうございました。
以上、いちこでした~。
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