韓国

【韓国映画「パラサイト」アカデミー作品賞受賞】ポン・ジュノ監督作品の動画配信まとめ

先日の第92回アカデミー賞で4冠に輝いた「パラサイト 半地下家族」。
筆者いちこは機内上映で観ました。
面白かったので、日本での大人気ぶりやアカデミー賞受賞は納得です。

筆者いちこ
筆者いちこ
本日は韓国映画好きのいちこがポン・ジュノ監督作品をご紹介します!
【ANA機内上映】韓国映画鑑賞がおすすめな5つの理由筆者いちこはマレーシア・ペナンと東京のDUAL生活を送っています。 ペナン⇔東京はANAのKL⇔羽田とKL⇔ペナン(マリンドエアまたは...

 

ポン・ジュノ氏の経歴

ポン・ジュノ氏のプロフィールをご紹介します!

Profile

1969年9月生まれ

韓国・大邱広域市出

延世大学校社会学科卒業後、韓国映画アカデミーに再入学。

初監督作品は1995年の16mm短編のインディペンデント映画『白色人』

『殺人の追憶』(2003)が韓国内で大ヒット。
大鐘賞で監督賞・作品賞を受賞。

『母なる証明(2009)がカンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に正式出品

『スノーピアサー』(2013)でハリウッド進出。

『オクジャ』(2017) はNetflix製作。

最新作の『パラサイト 半地下の家族』(2019)は第72回カンヌ国際映画祭で韓国映画として初の最高賞(パルム・ドール)を受賞しました。

第92回アカデミー作品賞を受賞。
これは、外国語映画として史上初の快挙なのです。

監督賞、脚本賞、国際長編映画賞も同時に受賞し、4冠に輝きました!

「パラサイト 半地下家族」は2020年7月よりU-NEXTで見放題配信中です。

U-NEXT(※)

不遇の時代もあった

世間で評判が高い作品を多数生み出しているポン・ジュノ氏ですが、不遇の時代もありました。

ポン・ジュノ氏は保守派・右派の李明博政権(2008年〜2013年)、朴槿恵政権時代(2013年~2017年)に政権に不都合な文化人に不利益を与えるとする「文化芸術界のブラックリスト」に入れられていました。

政府が文化人の表現の自由を脅かしていたとは…
日本では考えられないようなことが起こる韓国です。

今回のアカデミー賞受賞をムン・ジェイン大統領はお祝いのコメントを発表しています。

最近は自由な映画制作活動が出来ているのかなと思います。

ポン・ジュノ作品が観たい!

日本のテレビやネットでは「パラサイト」やポン・ジュノ氏に関する話題が満載ですね。

アーカイブ作品を観たくなった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな時は配信サイトで観るのがおすすめです!

2020年2月13日現在視聴できる作品と動画サイトをまとめました。

①殺人の追憶(2003年)

実際の未解決殺人事件を基にした、ポン・ジュノによる韓国映画を代表する1本!

☆見どころ

韓国映画の魅力を世に知らしめたポン・ジュノ監督作。陰惨な殺人事件とふたりの刑事の軽妙なやりとり、オフビートなノリが絶妙に絡み合い、唯一無二の魅力を放つ。

☆ストーリー

86年。韓国の農村で女性が強姦され殺される事件が発生。その後も同様の手口の事件が発生し、現地の警察官、パク・トゥマンはソウルからやってきたソ・テユンと捜査にあたることに。なにかとそりが合わない2人だったが、ひとりの容疑者が浮かび上がり…。

筆者いちこ
筆者いちこ
作品のモデルとなった実際の事件の犯人が2019年に判明したのです!

犯人自白ニュースはこちら>>

この「殺人の追憶」という映画があるからこそ、犯人を見つけることができたと言われています…!

U-NEXTでは2020年4月15日 23:59まで配信予定。

②グエムル漢江の怪物(2006年)

韓国・ソウルに怪物が出現!ポン・ジュノ監督が手掛けたモンスターパニックムービー

☆見どころ
“韓国のスピルバーグ”と称されるポン・ジュノ監督が斬新な映像と演出手腕で見せる怪物映画の新機軸。ソン・ガンホ、ペ・ドゥナら実力派俳優が怪物と戦う家族を熱演する。

☆ストーリー
ソウルの中心を南北に分けて流れる雄大な河・漢江。休日を河岸で過ごす人々が集まっていたある日、突然正体不明の巨大怪物が現れた。次々と人々が襲われるなか、河川敷の売店で店番をしていたカンドゥの愛娘・ヒョンソが怪物にさらわれてしまう。

筆者いちこ
筆者いちこ
韓流ブームの中で劇場公開された本作は韓国でも怪物映画を作れるんだ!と話題になりました。

③母なる証明(2009年)

「殺人の追憶」のポン・ジュノ監督作。息子を全力で守ろうとする母の極限の愛に泣く!

☆見どころ
社会の闇と人間の業を描き続けるポン・ジュノ監督が、善悪を超えた母親の無償の愛と暴走をスリリングに演出。30分に及ぶ衝撃のラストは見る者の心を激しく揺さぶる!

☆ストーリー
田舎町で女子高生が無残な姿で発見される悲惨な殺人事件が発生。子供のように純粋な心を持つ青年ドジュンが逮捕されるが、息子の無実を信じて疑わない母親は、刑事どころか弁護士にも話を聞き入れてもらえず、自ら真犯人を見つけ出そうとひとり走り出す。

筆者いちこ
筆者いちこ
「パラサイト」のラストも衝撃的でしたが、この作品もびっくりなラストです!

U-NEXTでは2021年3月31日 23:59まで配信予定。

④スノーピアサー(2013年)

韓国で900万人を超す大ヒットを記録!ポン・ジュノ監督が斬新な設定で描くSF大作

☆見どころ
フランスのコミックが原作。氷河期に突入した2031年の地球を舞台に、生き残った人類に残された唯一の生存場所である列車“スノーピアサー”で革命が起こる!

☆ストーリー
2014年7月1日、地球温暖化を防ぐため化学薬品が撒かれた結果、地球は新たな氷河期に突入。それから17年後の2031年。人類が暮らす列車“スノーピアサー”で、上流階級の人間に奴隷のように扱われていた後方列車の人々が革命を起こす。

筆者いちこ
筆者いちこ
本作でも格差社会が取り上げられています。
この作品も観終わった後に深く考えさせられます

U-NEXTでは2020年4月15日 23:59まで配信予定。

⑤海にかかる霧(2014年)

ポン・ジュノ製作・脚本のサスペンス。密航に手を染めた漁船乗組員たちに待つ運命は?

☆見どころ
韓国を代表する映画監督ポン・ジュノが製作と脚本を務めたサスペンス。不況に苦しむ漁船乗組員たちが、密航の仕事に手を染めたことから危機に陥る様を骨太なタッチで描く。

☆ストーリー
1998年。不況に苦しむ韓国の漁村。漁船チョンジン号のカン船長は金に困り、中国から朝鮮族を密航させる仕事を引き受ける。夜の海上で、闇に紛れて中国船から多数の密航者を乗り移らせるチョンジン号。だがその帰り、監視船に遭遇してしまい…。

元東方神起、元JYJのユチョンが出演する本作。
単なるアイドル映画ではなく、骨のある作品に仕上がっているのさすがです。

筆者いちこ
筆者いちこ
この作品も衝撃的なラストです。

U-NEXTでは2021年4月9日 23:59まで配信予定。

⑥オクジャ(2017年)

少女ミジャが親友である怪獣オクジャを巨大な多国籍企業から守ろうとする冒険譚

☆見どころ
アメリカの大企業に韓国の田舎少女が対峙する、カンヌ映画祭で物議をかもした

☆ストーリー
韓国の山間の家で暮らす少女ミジャは、大きな動物オクジャの面倒を見ながら平穏な毎日を送っている。ところがある日、多国籍企業ミランド社がオクジャをニューヨークに連れ去ってしまう。

配信サービスのご紹介

ご紹介した作品はAmazonプライムビデオとU-NEXT、ネットフリックスで配信されています。
これらのサービスの詳細をご説明しますね。

Amazonプライムビデオ

月額500円または年間4900円で会員になることができるAmazonプライム。

一番利用する機会が多いのがAmazonでのショッピングでの時間指定やお急ぎ便かもしれません。

Prime会員が追加料金なしで観ることができるのがプライムビデオです。

筆者いちこ
筆者いちこ
日本のプライム会員は他国に比べて年会費が安いですし、大変便利なので積極的に利用したいサービスです。

Amazonプライムビデオ

 

U-NEXT

日本国内最大級の動画・コミック・雑誌配信サイトのU-NEXT。
初回31日間は無料で楽しめます!

31日間無料トライアルの特典

見放題作品が31日間無料で視聴可能
最新作はレンタル配信(個別課金)となります。

600円分のポイントプレゼント
最新作の視聴、最新コミックの購入に使用可能

70誌以上の雑誌が読み放題

筆者いちこ
筆者いちこ
U-NEXTは月額1990円(税抜)と少々高めですが、その分作品の充実が素晴らしいです。

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ネットフリックス

ネットフリックスの料金プランは「ベーシックプラン800円(税抜)」、「スタンダードプラン1,200円(税抜)」、「プレミアムプラン1,800円(税抜)」の3つがあります。

auユーザーはネットフリックスプランを選ぶとお得に利用できます。

ネットフリックスの特長はオリジナル作品の充実です。

筆者いちこ
筆者いちこ
今後は世界各国でネットフリックスオリジナル作品が製作されますので、会員メリットは十分にあるサービスです!

ネットフリックス


いかがでしたか?
新型コロナウィルスの感染危険がある昨今は自宅でひきこもり映画鑑賞が最適です。

ぜひポン・ジュノ作品を楽しんでください!!

本日もお読みくださいましてありがとうございました。
以上、いちこでした~。

ABOUT ME
iticooo
横浜育ち、マレーシア ペナンでの2年弱の駐在妻生活を経て帰国。 コロナ禍にオンラインで韓国語学堂正規課程を卒業。 訪韓59回、訪台8回など海外旅行回数は100回を超える。都内を中心とした食べ歩き、国内旅行、登山を愛する。左利き。